西方見聞録...マルコ

 

 

ぽん太漬け - 2006年01月10日(火)



 「ぽん太の大冒険」とは我が家のハリー・ポッターの呼び方である。

 年末、ハリーポッターの新作映画「炎のゴブレット」封切りに先立ち、第1作と第2作の映画がTVで放映され、それを録画した。おKさんがなんだかおはまりになられ「屋敷しもべのドビーの真似」とかお気に入りの場面を演じてくれるのでその演技資料として必要らしくおKサンは飽きずに「ハリーポッターみたい〜」と叫ばれる。おかげさまで我が家ではその録画ビデオをほとんど病気な状態で繰り返し見ている。

 さらに、あめでお母からクリスマスになにが欲しいか問われたので「ハリーポッター映画の第三集 アズカバンの囚人」のビデオを所望したところクリスマス前にそれが届き、やっぱり朝から晩までそれを再生することになった。そしてクリスマスに第四集炎のゴブレットの本がサンタさんから届いたので1号サンは昼間学童で読めるところまで読んで、夜はマルコの本気音読を所望する。

 第四集炎のゴブレットの本の音読中の28日に東京方面へ帰省。マルコ実家にはハリーポッターの本がそろっているので引き続き第四集を音読。マルコはそこで第五集「不死鳥騎士団」のほうもぱらぱらと読んでしまい、猛烈に続きが知りたくなる。そして30日あめでお実家に移動。あめでお実家はあまり本を読まないのでハリーポッター断ちが出来るかと思いきや最寄駅の駅前シネコンプレックスで第四集映画「炎のゴブレット」がやっていた。そこで特に予定のない大晦日の午後1号さんとあめでお母の2人で映画を見に行くことになった。そして正月1日夕方、奈良に帰省。

 正月マルコはなんだか眠れなくて、夜一人でハリーポッターの第四集を一気読みしてしまう。1号さんに第四集「炎のゴブレット」の続き読みたい?ときくと「もう映画で炎のゴブレットの筋は理解したので、第五集を読みたい。」という。その答えを期待していたマルコはさっそく家の近くの郊外型大型書店で第五集「不死鳥騎士団」を購入してきて、昼は1号さんが学童で一人で読み、夜はマルコが本気音読する日々が続いている。

 本来流行ものに対しては拒否の姿勢をとるあめでおさんまでひそかに携帯版の1集〜3集を買ってきて読んでいるのをこの前発見した。

 この3連休はおKさんがビデオに録画したハリーポッターを延々と見て、気に入りの場面で「トビー」や「太ったレディー」や「マンドレイクの幼木」になりきってなにやら一人で演じている横で、マルコは本気読みで1号さんに第5集「不死鳥騎士団」を読み聞かせ、あめでおさんは自分で携帯版のはリーポッターを読んだり、ときどきマルコの音読を聞きに来たりとまさに2005年末から2006年初頭まで我が家はメディアミックスにぽん太漬けの状況なのである。

 マルコは読みながらちょっとだけ思ったのだが、ハリーポッターの作者JKローリングスが言いたいのは、ファンタジーに仮託しているが、もしかしたら「かなり現実的なこと」なのではないか?話しが進むにつれ、ちょっとずつ見えてきたのだが。(それについては第五集を読みおわってからもう一度コメントする、、はず。たぶんきっと)




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