西方見聞録...マルコ

 

 

秩序の向こう側 - 2005年02月24日(木)

 22日の事件なのですが、当日の朝日新聞の夕刊にも出ていたようです。続報を読むとやっぱりおばあさんは殺されてしまって、おじさんが行方不明なようです。

 人は何のきっかけで罪を犯して秩序の向こう側に行ってしまうのかな、と考えます。いや、おじさんが犯人と決まったわけではないけれど。

 とても働き者で優しそうなおじさんだったし、事実とても誠実に生きていたのだと思います。でも何かのきっかけでひょいと人は向こう側に行ってしまうのでしょうか。

 学校でも子供達になんと説明してよいか本当に困ったようで「駅前でおばあさんが殺されてしまいました。すごい悪い人ではなくちょっとだけ悪い人が殺してしまったようです。」と説明した模様。駅前の自転車屋さんのおじさんといえばみんな知ってるものねえ。

 1号も学校で聞いてきたその話をしていたが、まさかいつも挨拶を交わしていた、頭をなでてくれたあのおじさんと『ちょっとだけ悪い人』が一致していない模様。

 おじさんも死んでしまったおばあさんも残されたおじさんの奥さんやお姉ちゃんも皆が心安らかになれる日は来ますように。

 おじさんには生きて戻ってきて罪があるなら償ってまた町に戻ってきて欲しい。わたしとあめでおさんは40年は斑鳩に住む予定なので(その後は学園前のケア付老人ホームにでも行くかも)自転車をまたお願い出来るようになるまで待っているから。冷たい雨が降っているのでとても心配しています。


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