西方見聞録...マルコ

 

 

ほころびるセーフティネットを縫いながら走れ - 2005年02月26日(土)

 本日、マルコはフィールドワークに出馬する日でした。年度末ということもありちょっと特殊な会合にも出るので今日は夜遅くまで出歩くということでファミリーの承認を得ておりました。

 あめでおさんも季節ものの行事(国立大の2次試験ですな)関係で朝から夕方までお出になるというので、さて2児はどうしようということで前からいろいろと思案を重ねていました。

 1号さんは学童が土曜日も平常営業しているのでまあいってもらうと。しかし保育園は土曜日はなぜか半日営業なのでつかえません。とりあえず王寺のステーション保育園のタイムステイに予約を入れておきました。

 さて前日の25日、1号さんが微熱を出されてちょっとどきどきしたんですが大事をとってみんなで学校だの保育園だのを休んでおうちに引きこもっていた甲斐あって26日朝には1号さんのお熱は下がりました。

 駄菓子菓子、おKさん代わりに発熱です。こっちは微熱じゃなくて本熱です。

 むーこういうのなんていうの?あちらを立てればこちらが立たず?いやもぐらたたき?
 さてどうするか、保育サポーターさんにお出まし願うしかないのですが、21世紀職業財団ご紹介のMさんはいろいろとあってMさん自身が就職してしまい保育サポーターを引退してしまっていました。そんでその後、おKさんが健康面で快調だったため後任の保育サポーターを探していなかったのですわ。

 1年前に21世紀職業財団から近隣で保育サポーター登録をしている方々の名簿をもらってたのでそれをひっくり返して片っ端から電話をすることにします。

 そんなことをいろいろしているうちにあめでおさんの出勤時間になってしまいました。今日はあめでおさんが早く帰るので保育サポーターさんを頼むにしろ、保育サポーターさんとの夕方の引継ぎをするのはあめでおさんだし、学童への1号さんのお迎えに行くのもあめでおさんなわけです。

マ「じゃあ、帰ったら誰がいるかわからないけど、よろしくね。」
あ「あんまりとっぴな人でないと嬉しいです。あ、でも4時ころ携帯に電話いたします。状況を教えてください。」

 というちょっと抜けた会話をし、送り出します。

 午前9時になるのと同時に保育サポーターさんにローラー電話作戦開始です。とにかく12時には家を出たいマルコとしてはあんまり余裕はないのですが、電話をするほうにしろ、受けるほうにしても「はじめまして、本日なんですが3時間後に来てください。」ってのはけっこうハードルの高いお願いですな。

 でもでも子どもの熱はいつだって突然で3日前から発熱が予報できて予約入れられるようなものではないのですわ。まあここで前任のMさんのあとのセイフティーネットのほころびを治しておかなかったのはマルコの失策なわけですが。

 とにかく片っ端から断られます。「ごめんなさい持病があって今保育サポーターお休みしているんです。」という形の断りが多かったですな。そういう方には「そうですかご快癒をお祈りしております。また何かの機会にご縁がありましたら。」とほとんど営業トーク状態に入るマルコ。そんな中ある保育サポーターさんが

「私は今日は今から出かけるのでだめですが、21世紀職業財団で保育サポーターの研修を受けたとき、同期の仲間でグループを組んでます。そのなかでいける人を必ず探してあげて折り返し電話します。しばらく待ってください。お名前とお電話番号を教えてください。」

 それまで完全に営業声で断られても平気だい!ってかんじの冷静な声を出してたんですが思わず「お、お、おねがいします〜。」と情けなくも声が涙で震えました。

 そして15分後お仲間のNさんから電話をいただき、11時45分に拙宅に来てもらえることになりました。

 その時点で午前10時。ふうと一息つくマルコ。しかしはっとして部屋を見回し「あること」に気づきました。

 さああ!掃除だ!家中大掃除だ〜!!

 教訓一、トイレ掃除くらいは週に1回はしておこう−。


...



 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail Home