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ぶるぶる観戦記 - 2004年12月06日(月) 所属先の講座で今年博士号にチャレンジなさっている推定年齢50歳の先輩のD論の公聴会があリました。マルコはうっかりしていて出損ねちゃったのですが、出席した講座メンバーによると「マルコさん行かなくって、正解。」と言うことでした。「ど、どう正解なの?」と聞くと「あんまりにも素晴らしすぎてあの人の後にD論提出しようと言う気が失せるから」とのことでした。 D論の公聴会と言えば昨年ぼこぼこ観戦記なんてこともあったのですが、今回は居並ぶ教授からは賛辞しか聞かれなかったそうです。しかも発表をはじめる前に指導教官が「今日の発表の結果、コメントをいただいたからと言ってあなたの論文を修正する必要はありません。今後の研究への課題と言うことで受け取っておいてくれていいです。」という事実上のD論合格宣言もあったそうです。 この先輩は10年間東南アジアの某小国に篭って、NGO活動を続けておられて、6年前に帰国され、修士課程に入学し、そのNGO活動中の成果を一気に研究成果に吐き出し中の人なんですがとにかく集中力が凄まじいのです。 今回のD論も仮説が16個もあって全て立証されたそうです。社会学系の論文で16個の仮説を検証するってのは正気の沙汰ではありません。 講座メンバーは全員ぶるッちゃうほどの素晴らしいD論。講座の中ではNGO上がりなのは私と彼だけなので私もぶるってはいるけど、まずは「おめでとう」ですな。ここまで無冠だったけど、10年のNGO活動とその後6年に及ぶ研究活動が報われて良かったね。これからどんどん過激に爆走して行ってね>H先輩。 ほんとにおめでとう、ぶるぶる。 ...
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