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地震。 - 2004年10月26日(火) 新潟で地震が起こった。 冬を目の前にした雪国で、復旧への道筋が非常に厳しいようだ。 亡くなった方は30名超。星野和美さんに「下着もちゃんと身につけるんだよ」と声をかけたことを悔いているおばあちゃんの記事や奇跡の生還を遂げた2歳の男の子とその姉と母の死に関する記事にいちいち涙がでる。 そして10年前の阪神大震災で亡くなった方の数が6433名だったことを思い、あまりに多くの命が失われ、個別の死に関しては語る余裕もなく数字として認識されていたことに今更粛然とする。 私が調査に入っているNGOは震災がきっかけで立ち上がったということもあり、災害時に情報が届き難い在日外国人へのそれぞれの母語による情報普及などの支援を計画しているようだ。今新潟では何語が必要とされているか調査中だという。 子宇部大学の研究室で背中あわせに座っているIくんは豊岡の水害復旧ボランティアから帰ってきたと思ったら、次は新潟の方に行くことも計画しているらしい。 神戸はボランティア組織が発達しているので行政側の社会福祉協議会やボランティアセンターなどが朝6時集合のバスをしたててボランティア参加者をバスに乗せて被災地まで運んでくれて、整然と現地のボランティアセンターと連係してボランティアワークを支援している。豊岡や出石の水害普及にはかなりたくさんの週末ボランティアを送り込んだようだ。 こんなぺーじもある。 さて、私自身何か出来ないかと考えた時、やはりいくばくかの義援金を送ることしか出来ないのかな〜となんとなく自分の無力さを感じていたのだが、今日愛読中のなみなみさんことけろよん日記を読んで1人1円出して、1億人が出す1億円の資金が必要な時、10円の寄付は10人分だし、100円の寄付は100人分、1000円の寄付は1000人分に該当するのだという記事を読み、「そうか1000人分って凄いな」と得心して義援金を送ろうと思った。 現場に入っているIくんやその他郵便局に行く余裕の無い人の分の1円を私は払おうと思った。 ...
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