西方見聞録...マルコ

 

 

MUSTな女 - 2004年07月23日(金)

 非常勤講師同僚のももこ先生がこの9月にご出産になることになりました〜ぱふぱふどんどんどん。

 ももこ先生は中国からの留学生なので、マルコはニッポン保育園事情など力をこめて解説しちゃったりする日々でございました。今週から職場の専門学校も夏休みで2学期から産休のももこ先生とはしばらくあえません。

 そこで本日は「ももこ先生を囲む出産激励会」ということで梅田・大丸のレストランで昼食会を催しました。
 ももこ先生はがんばり屋さんでここまで一生懸命研究してきて、今年はD3。今後D論執筆と育児との両立が本当に出来るのかそれはそれは心配しておられました。そこでこの日の会の趣旨としては「子ども産んだって研究・仕事OK」と言うエール交歓会という感じでございました。

 参加者はももこ先生、マルコ、そしてももこ先生が中国で学んだ大学に丁度その時期客員教授として派遣されていたさるとる大姉、日本の教育事情に精通した3児の母にして必殺編集者のダイヤ様でございます。

 ダイヤ様はインタビューとインタビューの合い間に(←マルコによる想像)後半40分だけ参加してくださったんですが、ダイヤ様がデータをもとに鋭く分析してくれた日本の教育事情はなんだか物凄くためになりました。マルコは保育事情だけを考えて斑鳩を居住地に選んだのですが、2010年から始まるディケイドは教育事情を考慮した家選びをするべきなんだろうか?とかちょっと考えちゃいました。

 でも斑鳩を愛するあまり子供の教育を2の次にしてしまいそうでちょっと怖いです>我が家。そうなのですマルコは斑鳩を愛しているのです。と会の時に叫んで「だって大阪から20分なんだよ」と勢いあまって言うとダイヤ様に「なんで郊外在住の人って最短の通勤時間を語りたがるのよ〜」と笑われてしまいました!

 はっ、不動産屋のチラシのような女、マルコ。た、たしかに〜。

 またももこ先生が「子どもを産んで本当に研究はできるのだろうか」と悩んでおられるのにさるとる大姉がかけたお言葉が忘れられません。

「大丈夫、子どもには確かにいっぱいエネルギーをとられたけど、それよりずっとたくさんパワーをもらえるから。子ども産んで時間がなくなったけど、研究への志はとてもクリアになったもの。」

 マルコも実は方向的には似たことを考えていたのですが、なんというかもっと悲壮な感じで考えていたのです。「子どもに中途半端な背中を見せられない。子どもに同性としてロールモデルを提供出来るような生き方をせねば恥ずかしい。」

 「子どもが生まれたことを機にしっかり人生を生きよう」という方向性は同じでもさるとるさんの「パワーをもらえたからがんばれる」と、マルコの「恥ずかしくないようにがんばらねば」では、マルコの方が肩に力が入っちゃって生きにくい感じがします。もっと肩の力を抜こう>OOしなければならない女=マルコ。

 今日もあんまり言うことを聞いてくれないおKさんと対決しながら、「んも〜君にどれだけ時間をかけなければならないのだ!」とか怒りながら「でもこの徹底対決のパワーは君からいただいたものなのかな」と考え直して首をぐりんと回して、肩をこきこきっとほぐして深呼吸して周りを見回してみます。大丈夫、きっといろいろなことを何とかやっていけるでしょう。

 ところでインターネットも子どもと一緒でそれなりに時間とられるけど、それよりずっと多くの「たくさんのパワーをもらえる」な〜。
 さるとるさんとダイヤさんともインターネットが通じていなければ会えなかったんだものね。感謝。
 

 


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