西方見聞録...マルコ

 

 

危機一髪 - 2004年02月06日(金)

 今日ちょっとどきどきする事件に遭遇いたしました。めずらしく近鉄をつかって帰宅したのですが最寄り駅に止まらない急行に乗っていたので手前の郡山駅でフツウ電車に乗り換えようと、ホームで電車を待っていたのでございます。

 すると、特急の通過電車がいらしたのですが、物凄い警笛とブレーキ音。特急電車の中の人は宇宙遊泳しちゃったんじゃないかという勢いで特急は駅手前の踏み切り前で急停車いたしました。何事かと思ってそちらを見ると、特急の急停車した2メートルほど先の踏み切りにうずくまる少女の影。靴が線路に取られて転んでしまった女子中学生もしくは高校生がいたのです。特急がどうにか寸前で止まったのを確認して駅員さんたちが救助に向かい、少女は運び出されていきました。

 そして、特急列車もしずしずと運行再開。危機一髪を乗り越えた真っ青な顔の特急の運転手さんにむかってホームにいたおじさんやおばさんが「よかったねえ、運転手さん」と手を振っていました。マルコも小さく拍手したんですが運転手さんはまさに「眼中にない」状態でした。女子中学生か高校生のお方、生還、心より祝着でございます。


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