西方見聞録...マルコ

 

 

順番がかしいでる - 2004年02月10日(火)

 1号さん、日曜夜から発熱で、月曜、火曜と臥せっておられます。2日ともマルコが予定を変更してべったりおうちでお世話をいたしました。川崎時代、1号さんが喘息発作やお風邪を召され、お臥せりになられると、あめでおさん、マルコ、あめでお母、マルコ母の4名のうち誰がどの順番で1号に寄り添うかが決定され、同一人物が2日間社会生活を犠牲にすると言うことはございませんでした。巧妙なマルコはたいてい第4日目の付き添いを希望し、それまでに1号さんが復活を遂げられればマルコの有給消化はゼロで済んじゃったりもいたしました。

 しかし今、ルビコン川を渡り、はるかガリアの地に深く分け入ってしまった私ども一家はじじばばの援軍を到底望むべくもなく、しかもマルコはしがない学生さん&非常勤講師の身。子らの病気の看病の重責はがんがんとマルコの筋肉質の双肩にのしかかってくるのでございます。

 それでも「わたしゼミに出たいから、あめでおさん教授会サボって」とか強気で暴言吐いて暴動起こしたりもしてたんですが、ゼミもないたんなる自主研究日というのは本当に侵食されます。敵だって既に春休みに突入し、自主研究日なんですが金をもらってる人の自主研究日と金を払ってる人の自主研究日が対決すると前者の方が優勢です。

 それでも今日はマルコ勤務先の期末試験の採点結果提出締め切りだったので、出勤前のあめでおさんがマルコ勤務先に立ち寄って採点簿を教務に提出してくれました。

 冬が行き、子らが少しでも成長し、強いからだを手に入れられることを祈らずには居れません。

 余談ですが、1号さんは一気に39℃ほどの高熱を発せられたので、かかりつけ医、ダンディDr.Kは「こりゃあインフルエンザですよ〜。」といい1号さんの可憐な鼻の粘膜をお取りになり、インフルエンザチェックをなさりましたが見事陰性でした。あきらめきれないDr.Kはもういっかいチェックしてましたがやっぱ陰性でした。チェック1回につき、10分ほど待たされるんですが、Dr.Kの「ここまで待たせたら、意地でも陽性になってもらわな」という熱意が面白かったです。結局空ブリだったわけですが、Dr.Kは帰ろうとする私たちを玄関まで送ってくれて「いい子で鼻の粘膜とらせてくれたのに、ごめんね」と謝っていました。

 先生、患者はインフルエンザじゃないほうがうれしいのでございます。


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