西方見聞録...マルコ

 

 

友、遠方より来るー乗り物すごろく - 2003年09月13日(土)

 タイから元の職場の同僚のぴーぷーがやって来た。ぴーぷーはその名のとおりタイの人である。わたしたちはいくつかのプロジェクトをカウンターパートとして共同で担当しており、私にとってぴーぷーは、姉というか、まあ戦友みたいな人です。

 この日、ぴーぷーは朝7時半に関空につき私がそれを迎えて、伊丹まで連れて行き、伊丹から10:30発出雲行きの飛行機に乗せることになってました。出雲ではやっぱり仕事関係で出あったなかなか濃い皆さんがぴーぷーを迎えて島根周辺でぶいぶい遊ぶことになっておりました。

 朝5時に起きて、いろいろと支度しているとおKさんが機嫌よく起きてくる。予定では子ども二人はあめでおさんに託し、わたしは単身関空に向かうはずだった。準備万端整い、おKさんをあめでおに託そうと思うが、きっと泣くだろうな、と想像するとその別れの儀式がめんどくさくなってしまう。ちょっと考えておKさんも関空に同行してもらうことにする。

 おKさんのために水筒と昨日焼いたホットケーキを用意して「おKさん連れていくね」と書置きをし、6時前に出発。法隆寺駅から大阪の南の玄関、天王寺駅まで20分。その間、乗客もまばらなボックスシートでおKさんは授乳タイム。天王寺から和歌山線経由で関空までは35分。このときは2人でホットケーキをあむあむたべる。

 関空でぴーぷーと無事再会。伊丹行きのリムジンバスが出るまでの1時間と関空から伊丹空港までリムジンバスで70分。その間、おKさんは爆睡。ぴーぷーと私は独特のタイ・イングリッシュで前の職場の日本事務局とタイ事務局のゴシップを総ざらえのマシンガントーク。きっと周りの人は耳ダンボだったろうな、というような危ない話も大声でしてしまう。

 時間通り伊丹に到着、無事にぴーぷーを出雲行きの飛行機に乗せる。
 ぴーぷーとは17日に島根で再再会する予定。

 さて、伊丹空港からお目目ぱっちりのおKさんと法隆寺を目指さねばならない。まずは伊丹空港から千里中央へモノレールで移動。この間おKさんは高いところ走ってるモノレールが珍しいらしく景色を楽しんでご機嫌。千里中央でミスタードーナッツのマフィンを購入した後、地下鉄御堂筋線にのって天王寺を目指す。所要時間は30分ほど。最初はにこにこと他の乗客に愛想を振りまいていたおKさんだが、天王寺を目前にして車中が込み合ってきて、初めてぐずる。このとき、異様に肥満したご婦人が連れの小学校高学年と思しき息子さんに「おまえは本当にいい子で、どこにつれてってもあんなふうにぐずったりはしなかったよ!」と言い放つ。車中の空気がぴき〜んと凍る。思わずマルコがそちらを見ると、息子さんのほうがそっとマルコに頭を下げる。
 やっと天王寺に戻ってきた。ここからは朝と同じ快速に乗って法隆寺まで20分。正午には無事帰宅。

 さて問題です。この日マルコとおKさんは何種類の交通機関を利用したでしょう? 
 


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