西方見聞録...マルコ

 

 

黒い霧、晴れる。 - 2003年04月11日(金)

 本日は1号の保育園の同級生ママのおうちに呼ばれ。おKのならし保育の間の9:00から11:00までお菓子持ってT家へ参上しました。ああ、私も当地に根付いて来たねえ(感涙)。Tママは長く国際企業でキャリア張ってた人で、物凄い回転が速くて話がピシピシとツボにはまり、私は床に転がって笑ってしまいました。いわいる関西話術の「オチのある話芸」ですな。

 今日の収穫は一言で言って「苛められてたのは私だけじゃなかったんだ〜」というコトです。

 実はこの3月までお勤めになられてた保育園の園長センセイ。非情に苛酷でした。私は「他所者だから嫌われてんだなあ」としばしばいじけておりました。仕事も持たないのに保育園に入所希望という段階から園長センセイはお怒りで「いつまで当地にお住まいなのか存じ上げませんが」というような発言をされたり、おKのならし保育を3月からはじめて欲しいとお願いしたところケンモホロロに突っ返されたり、面談の約束をしてもすっぽかされたり、そりゃあ切のうございました。まあそういうこともあったので「おのれ園長、今に見返してやる」と就職活動や進学準備に励めたので、まあようございました。

 その園長センセイもこの3月に定年なさり、かわりに菩薩さんのように優しげな新園長センセイがいらっしゃいました。園長交代を知ったとき私はマジにこぶしを天に突き上げよっしゃああ!と叫んだものでございます。

 さてこの旧園長センセイですが「今まで何人保育園を辞めさせたかわからん」というお方だったそうです。まあ一言で言えば公務員であらずば勤め人にあらず、という信念のもとパート勤務のお母さんや派遣で契約が切れて次まで間があいちゃったお母さんには毎日のように「肩たたき」をするんだそうです。

 1号の入園に関してTママに
 「求職中なのに良くあの園長が入園させましたねえ」
  と質問されました。
 答えは福祉事務所にまず許可をもらってから園長のほうに話を持っていくと嘘のようにコトがスムースにすすんだのでした。

 なんか保育園に漂ってた黒いオーラが晴れていくような気分でした。他所者だから苛められてるんだと勝手にいじけていましたが、みんな苛められている仲間だったんだ、と思い至り、保育園であう人あう人に「よ、げんき?」と声をかけたい気分になりました。



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