今日までに、ヴィゴの出演した映画を指輪を含めて14本見ました。 まだ見ていない映画が14本。ちょうど折り返し地点です。 見た映画は現在から過去にさかのぼっているので、最近作ばかり。 チョイ役から脇役になり、準主役を得て、ようやく主役級になってきたのが よくわかります。しかし主演作というのはものすごく少ない。 見た中では『ヤクザvsマフィア』だけかな?
演じる役柄は本当にいろいろです。 かっこいい役もあれば情けない役もあり、ださい兄ちゃんのこともあれば 色っぽい悪魔のこともあります。軟派な女たらしかと思えば硬派な軍人を演じたり。 本数は少ないですが、同時期にショーン・ビーンの映画を見て ずいぶん対照的なふたりだと思いました。 私はショーンの映画を見て、どんな役を演じてもショーン・ビーンにしか見えないのです。 だから映画の中の役が悪役でも、「本当はいいやつ」オーラがでているような気がする。 体とか頭の骨格がしっかりしていて、中身も同様にゆるぎない感じ。 人懐っこい笑顔を見ているだけでOKみたいな感じ。 「存在感がある」って、こういうことかなと思いました。 反対にヴィゴは、映画の中でヴィゴ・モーテンセンを感じさせないような気がします。 アラゴルンを演じている時に、映画の中にいるのはアラゴルンです。 ルシファーの時はルシファー。女の人をだましているときは、そこにいるのは女たらしです。 だからヴィゴを追いかけているけれど、生身のヴィゴ・モーテンセンが好きというわけではないみたい。 いろんな役にとりつかれているヴィゴが好きなようです。 昔の映画を見ると、ただの脇役で終わってしまう可能性もヴィゴの中に見えます。 いろんな役を演じて、いろんな監督や俳優や女優と仕事をして(リストアップするとすごいよ。メンツが) 自分の中に何かを育ててきたヴィゴをおもしろいと思います。
さて、ヴィゴの映画のおすすめは、この三本です。 『ヤクザvsマフィア』主役だし。かたことの日本語がかわいいし。ハンサムです。 『オーバーザムーン』不倫ものですが、気持ちの描写が濃やかで、心地よいです。 『G.I.ジェーン』フェミニズムという点では問題あるかもしれませんが、映画としておもしろい。 番外『ゴッド・アーミー』の悪魔。色っぽくて好きなんです。ヴィゴのルシファー
ヴィゴ・クエストはつづく・・・・
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