逃走途中の強盗三人組が、客5人を人質にとって 警察が外を包囲する中、小さなバーにたてこもるという映画。 犯人と客と従業員の間には様々な葛藤がうまれる。 最近の映画にはめずらしい、室内劇のような作り方。 それぞれ個性的な俳優さんが個性的な役を演じているけれど 話としてまとまっているかというと、ちょっと散漫かも。 ぴりぴりした緊張感がずっと続き、開放感のないまま終わった。 監督は、ケビン・スペーシー。
ヴィゴは髪をなでつけてちょび鬚を生やし 背広にネクタイ、銀縁めがねで、サラリーマンといった風情。 誰かが言っていたけど、何かやりそうな気配をいつもただよわせている。 だけど、何もしない(笑)。 ただ者ではない、みたいな感じだけど、 見せ場はあまりなかったな。 最後の最後に反撃するところはあったけどね。 どうしようもなく情けない役もOK。
Cinema Clip:アルビノ・アリゲーター http://www.sankei.co.jp/mov/review/98/albino/
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