おもしろかったです。ヴィゴが鬼軍曹の役で出ていました。 ヴィゴの詩の朗読CDのサンプル音声を聞いて、思いっきり凍ってしまった私ですが、 この軍曹はかっこよかったです。
女性差別撤廃を訴える上院議員が、男女差別の激しい海軍に 一人の女性兵士を送り込む。それは、エリート将校が挑むSEALという特殊部隊で、 男でも60パーセントが脱落するという地獄のプログラム。 女性兵士オニールにデミ・ムーア。上院議員にアン・バンクロフト。監督はリドリー・スコットです。 映画としてはけっこうおもしろくて、政治的駆け引きの材料にされることは断固と拒否し、 ダブルスタンダード(女の子にはおまけする。部屋を別にする。など)は排除し、 実力で仲間の信頼を勝ち取っていくオニールの姿が感動的です。 きっちり軍隊の中のセクハラについても落とし前をつけているし。 戦闘になったら、そこを攻められるのは当たり前で、誤魔化さなかったのは なかなかだと思ったわ。でも、ラスト、リビアの兵士が銃で撃たれて殺されて アメリカ兵は全員生き残るのは、差別と言うものの根深さを 思い知らせる結果になってますが。
ヴィゴは、髪を短くして、ひげは鼻の下だけ。アラゴルンより老けて見えますが ちゃんとサディスティックな上官役が板についていました。命令を下す声も 大きくはないけれど、語尾がきれているし、軍人の役をかっこよく演じていました。 『二つの塔』は戦闘シーンが増えると思いますが、期待できそうです。 『ダイヤルM』のちょっと軟派なお兄さんとは別人のようです。
ショーン・ビーンの存在感とはまた別のところに、ヴィゴのよさがあるのかなと思いました。 対照的なふたりが出ているから、指輪の映画はすごく楽しいのかもしれない。 かっこいい爺様たちとか、天然のおにいちゃんとか、ホビッツもいるし。 オールマイティじゃないの。
|