ヒッチコックの『ダイヤルMを廻せ』のリメイク版。 妻の財産目当てに殺人を計画する夫にマイケル・ダグラス。 殺人を依頼される、妻の不倫相手にヴィゴ・モーテンセン。 グレースケリーが演じた妻の役にグウィネス・パルトロウ。 マイケル・ダグラスが出てくると、どうも映画がパターンにはまっていくので面白くない。 でも、ストーリを知らなかったので、けっこうどきどきして見ました。 全体に、心理描写が甘いので、感情移入して楽しむことができないのが残念。 お金目当てにあっさり殺人を計画するなよ〜
まあ、この映画はヴィゴ目当てで見たので、ヴィゴが出ている映画にしては マシな方だし、ケチな小悪党の役柄でありながら、ちょっとしたしぐさや表情がキュート。 ひげが無くても、やっぱり嫌いじゃないわ。 どうせ野垂れ死にするなら、女の子を守って死ぬとか、 自分のやったことを後悔して死ぬとか、 ロマンティックにしてくれたらいいのになあ。 でも、マイケルダグラスより目立つような真似は許されないかしら?
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