岩波少年文庫の『ホビットの冒険』を再読しつつ、 立ち寄った本屋でハードカバーの『指輪物語7』追補編を買い (なぜ文庫に入っていないんだ。揃わないぢゃないか。 きっと索引の編集が間に合わなかったんだろうけど) アラゴルンと旅の仲間についての記述を拾い読みした。 ホビットもそうだが、この本の内容も映画の中に反映されている。 読めば読むほど情報量が増えていくので、また見に行きたくなって困る。
(ややネタバレ) アラゴルンの生い立ちから死まで。 王冠と王錫を身につけることの意味について知ると 王の帰還の大団円の描写の場面をまた違った意味でながめることになる。 旅の仲間達はみな一人になることなく、アラゴルンの横には二人の友が眠り、 西の国にあとから行く友もいる。 アルウェン姫の話が一番哀しいのだけれど、 もしや映画にリブ・タイラーを起用したのは、あんまりはかなげな姫にすると 見るだけで涙してしまうからかしらん。 地図とかCDとかDVDとかシルマリルとかイラスト集とかカレンダーとか いくらでも時間をつぎこめるものに、はまってしまったのは 幸せなのか不幸せなのか?苦苦苦。
そして、ネットでいろんなサイトをあさり、ダウンロードした次回作予告編を 何回もリロードし、おまけのCD−ROMを再生して時間をつぶしているのである。 ガンダルフを演じたサー・イアン・マッケランの公式HPに 映画を撮っている時の日記が載っている。これがとてもおもしろい。
The Grey Book 209.240.152.182/mckellen/cinema/lotr/journal.htm
クリストファーリーの公式HPにそういう撮影日誌みたいなものはないようだが トールキンファンの署名運動の話が載っていて笑った。 PJは、リーに敬意を表したのか、サルマンの最後を派手に演出しようとしているらしいのだが、 ファンの皆さまは、「お願いだから原作どおりに作って下さい。撮りなおしてください」 と言って署名を集めているらしい。
The Lord of the Rings A Better End to Saruman Petition www.petitiononline.com/lotrfans/petition.html
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