2003年08月11日(月)
放置プレイも久しいですけれども皆様お元気ですか。
つか台風どうでしたか。オレは午後から会社行きましてね、
6時にはピシャリとタイムカード押したんですよ。
もちろんパワーが有り余ってるわけですよ。
中野ちゃんの店でイヴェントがあるらしいこの週末
にっきゃちゃんと二人で出向いてみよっかしら、とか思ってたんですけどね
あんにゃろ アップルパイ焼くからごめんね
とか言いやがってですねっ。
ちくそぅ、何女子っぽい事してやがんだ!
と小一時間ほど説教してやりたい心境に駆られましたが
ナニかが無いと日記を書かないここ最近のオレが言うのもせんない事ですねっ(はぁと
って そうなの、千穂兄と久々に会ったのよぅ!
(つかオレが単に千穂家行っただけっつー話なんですが)
恋愛沙汰ばっか書いてると
本気で一ヶ月に1回くらいしか
更新出来ないような気がするんですけど気のせいかちら。
他にネタは無いのかテメェとか思われちゃうかしら。
あぁぁっ一応イロイロやってんですよっ
こないだ千葉に行ってきたしっ、福岡にも行ってきたしっ
遅ればせながら姫始めとかっ(え?)
あぁそうそう 髪の毛30センチ近く切っちゃったしっ!
前髪分厚いしっ!でもねっ評判いいですよっ!
ってとりあえず自分で言っとくよ、
いいから黙ってろ。
あぁ 千穂兄の話ですね、エヘッ(殴
いやぁ、先週 にっきゃに断られた後にですね
どうにも気が収まらなくて千穂家に行ったワケですよ。
嗚呼、見慣れたRX-7が無いわっ、
つー事は千穂兄はまだ仕事?そりとも趣味のドライブに?
でも こないだの告白騒ぎ以来なんとなくぎくしゃくしてるオレら。
まぁオレが意識しすぎて無口になってまうとユー、
今時の小学生でもやらねぇよーなシャイっぷり
とか見せ付けてるからいけねぇんですが。
オレが千穂兄のいる部屋に入らないから
千穂ちゃんも千穂ちびも千穂ダンナもオレがいる部屋にいるし、
自然と千穂兄のいない部屋だけが盛り上がるし
そーすっとシャイなあんちくしょうである千穂兄は
自閉への道を突き進むっつー悪循環。
あぁ、オレがもっとさわやかに話しかけられればっ!
そんなこんなで千穂兄の不在はガッカリと同時にチョロリと安心する的な
そんなビミョウな心持ちだったんですが。
『ねねね 明日明後日ってお祭りやよね?』
前々から行こう行こうと言っていたイヴェントに
ことごとく参加出来てねぇオレ。
夏の初めに千穂ちゃんと
『今年は浴衣着てVIVA夏祭りの誓い』
を立ててただけにいつもにも増して浴衣萌えなの。
『あぁ そうやね?どうする?アタシ何時でもいいよ?』
『んーでも昼から出る?そりとも夜?』
『どうしよ、ホントにぐみさんのいい時でいいよ?』
『昼からやったら暑いよねぇ、浴衣着るっちゃし』
『うーん、そうかも・・・ってアッ!』
『どうしたと?』
『明日ダメ!お兄ちゃんの仕事入ったっちゃった!』
『マジすか つったら明日あさって?週末ブッ潰れ?』
やたっ!
千穂兄に恒例の急ぎ仕事が入ったっつー事は
間違いなくオレもお手伝いに行くワケで、
つか『来るな』とか言われたらモチロン泣きながらあきらめますけれども
まずは本気と書いてマジで猫の手も借りたい修羅場だからして。
ねねね仕事だったらさっ クチ利かなくても気まずくないしさっ
もしかしたら何かにかこつけて
前みたいにおしゃべり出来るようになるかもしれないしさっ
ももも、こりってまさに千載一遇のチャンスでわっ?
つかこれで気まずいまんまだったらそれこそ
『俺たちに明日はない』をそのまま地で行きますが。こわっ。
キャー、でも負けてなんかいられないわっ!
合言葉はスマイルで!
翌日、千穂ちゃんの車で事務所に乗り込むどきどきなぼく。
ちなみに千穂ちゃんはオレが
千穂兄に好きだって言っちまった事を知らなかったり。
あぁぁ だからこそ思いっきり平常心で行かなキャ!
と思いつつ車を降りたぼくらの前に パートさんと打ち合わせ中の千穂兄。
登場早すぎだっつの。
でも、最初が肝心よっ、ここでコケたら最悪の週末間違い無しやしっ!
『おはようございます、今日もお邪魔しますねー』
『あら ぐみちゃん、手伝ってもらえて助かるわー』
『千穂兄もおはよっ』
『ウン・・・・おはよう』
むっちゃむちゃオレを凝視してる千穂兄。
あ、髪切ってから会うの初めてやわ。
つかそこまで微笑み仮面で凝視するなら
『髪切ったっちゃね』くらい言いやがれっつの。
似合うよとか何とか、そんな台詞は言えるわけねぇってのはわかってんので。
あぁぁでも こないだの気まずい雰囲気からは
もしかして脱出出来そう?オレ、上機嫌で仕事しててもだいじょぶ?
必要な物を買いに出かけた千穂ちゃんに手順を確認し
とりあえずオレが出来る事を率先してやらねば。
足手まといとか邪魔者扱いは死んでもイヤやっつの。
幸い 仕事に関しては速攻で夢中モードになれるオレなので
がしがしとわき目も振らずにしごとを片付けていたトコロ、
千穂兄とわいちゃん(男子)が連れ立って登場。
わいちゃんは千穂兄の片腕つーか
トロ系千穂兄の良きフォロアーでして
でもってオレと千穂兄が食事に行く相談をしかけた時に
ガツリと邪魔してくれた人物でもあるの。
いや すんげぇ頭の回転速くていい人なんですけどね、超が付く毒舌ですが。
おはようと言いかけたその瞬間に
千穂兄とぼくを見比べてニヤリと笑うわいちゃん。
アッ こいつ聞いてやがるっ!
よく考えたら千穂兄が男女関係の事を誰に相談するかっつったら
わいちゃんをおいて他に有り得ねぇっつーのは想像がつくんですが
おーい 小学生じゃねぇんだから こう、なんつーの?
知ってても知らないフリ?心の中で見守るっつの?
そーゆー大人らしい行動を取って欲しいワケなのよぼくちんは。
『あ、ぐみ、これ持ってちょい千穂兄の所に行ってきて』
『今から業者のとこ行くんだけど オレの代わりに千穂兄と行かん?』
『千穂兄、気ぃ抜くとすぐぼーっとするから、アンタ見張っといて』
『ホラ こーゆー時はすぐ千穂兄呼んで来いってば』
『千穂兄のやってる作業、アンタ行って見張っといて』
『とるるるるるる・・・(内線) はい、何ざんしょ』
『今から千穂兄と二人で共同作業を申し付けるのでよろしく』
『・・・・そりはあっしがこっちへ来いっつー事で?』
『いや、千穂兄をそっちに向かわせるからそこで待機』
本気で小学生かオノレわ。
今からこっちに向かう人間(オレと千穂兄の現在位置、部屋3つ先)を
何故にわざわざ内線で?なにゆえ?ホワイ?
つか絶対に面白がってるなあんちくしょ。
千穂兄が嫌悪感持ったらどうしてくれんだテメ。
とチョロリと心配はしていたのですが
当の千穂兄が普通ににこにこしながら仕事してるし
それよりも何よりも滅多に言わない軽口を千穂兄が連発するし
まぁ 好き好きって思われてイヤな気分にはならんかなって
じゃあすっごく嬉しそうな顔で仕事してた方が千穂兄も気分いいかなって
そんな事をイロイロと駆け巡らせながら心の中で小さくガッツポーズです。
わいちゃん、いい仕事してるよアンタ!
そんなこんなで週末の二日が過ぎ
そろそろ有終の美でも飾りましょうかとユーあたりに
別の業者さんが登場しまちた。
男子2名、わいちゃんと仲良しらしく
玄関先でげらげらと話し込んでいます。
オレはオレでラストスパートに一生懸命だったので
振り向きもせずにオノレの仕事をしていたのですが
オレの横を通り過ぎる瞬間 わいちゃんが何事か業者さんに囁き
業者さんはわざわざオレを振り返って確認しやがってみたり。
テメ、業者に何言ったんだ?
わいちゃん、千穂兄、業者さんと
一足お先に作業が済んだらしく
オレが最最終の確認をしていると
何だか飲み会が始まりそうな雰囲気に。
つか人がまだ仕事してんのに
ナニ盛り上がってんだテメ。
つか一体何の話をしてるんだ男子群。
まぁ男子だけで外に飲みに行くよりマシかしら。
こんなにへとへとになってるのに
オレを置いて飲みに行くなんてイヤイヤン。
男子がガツガツと和室に上がり込み
ビールの準備をしている最中、千穂兄がやって来ました。
『飲み会するよ、飲み会』
つか 何ですかその笑顔。
その前に千穂兄、酒飲めんやんけ。
そうなの、千穂兄は酒も煙草もやらないの。
ビールをグラス半分で顔真っ赤やの。
でもってすっげ上機嫌でにこにこしてる人やの。
『千穂兄、もしかしてもう飲んだ?』
『ううん、まだ飲んでない』
『そか えらく機嫌いいね』
『うん、ホラ飲み会飲み会!』
『あ、今日はちょっと飲んでみると?』
『うん、ちょっとだけ飲む』
飲まない人ならおわかりだとは思うのですが
あまり酒を飲まない人が自分から飲むって言うのって
けっこう上機嫌な証じゃないすか?
えへへへへ、千穂兄が機嫌いいならいいや。
作業をキリのいい所で切り上げて
そそくさと和室に上がりこむぼく。
すでに皆様のビールは手元に置かれ
ビールが無いのは千穂兄一人。
『千穂兄、ホントにビール飲むのね?』
『うん、1本持ってきて、ア 違う、2本ちょうだい』
『ハイ これ もう一本は誰のやと?』
『・・・・・・・・・・・・・・』
『あたし飲んでいいと?』
『わいちゃんに聞いて』
『わいちゃん、これ貰っていいのかな』
『いいよいいよ、って あ』
あれ?やっぱりこのビール、誰かの予備?
そう思った瞬間 業者さんに向かってわいちゃんが一言。
『この人が千穂兄のヨメ』
ギャーッ!
イヤ、ヨメとか何とかてめぇが勝手に言うなっつの!
つか業者さんが全く動じてねぇのは何でですか。
アンタらが向こうでナニ話してたかとか
容易に想像つくのはどうしてでしょうか。
その前にオレ、隣りにいる千穂兄の顔が見れねぇんですが。
『まぁたテキトーな事言いよるっ!』
って それだけ言うのが精一杯だったんですけどどうよ?
否定も肯定もしない千穂兄も千穂兄だっつの、
オレの自信過剰な神経はガツリと膨れ上がり
ももも まさに彼女気取りになりそうで怖いんですが。
その後千穂ママも席に参加したので
思わず千穂兄の隣りを千穂ママに譲ったのですが
夜も更けて宴もたけなわになる頃には
いつの間にやらしっかりとオレが千穂兄の隣りをぶん取り
千穂ちびを千穂兄と一緒にあやすオレを見ながら業者さんが一言
『千穂兄、グッ!』と言ったのは聞き逃しませんでした。
なぁ千穂兄、オレは望みを捨てなくてもいいのキャ?
もちょっと続きがあるのですがそりはまた明日。
つか、またもや墓穴掘りそうな雰囲気満載なんですが。
オレ、まだ千穂兄の事好きでいいのかな。
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