2002年05月18日(土)
携帯からです、コンヌツワ。
チョロリと思い立って福岡に向かう車の中です。
運転手はにっきゃちゃん。
二人とも着のみ着のままですが気にするな。
世は全て行き辺りばったりってな方向性で。
頑張れ俺ら。
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なぁんて一文を ふと思いついた福岡襲撃の道中に
ウキキキー☆と浮かれながら エンピツ日記に書き込んだぼくですが
まだ宮崎脱出もままならないうちに
襲撃予定者の一恵ちゃんから大クレームの嵐でして。
『アンタたちッ!連絡も無しに来るのはイカンやろ〜!』
『だって にっきゃとゴハン食べよって思いついたっちゃもん('-'*)』
『アタシだって用事あるのにッ!今日明日と予定詰まってるとよッ!』
『あぁン?だってしょうがないやろ、もう高速乗ったってば』
『マジで今週はダメやとッ!ダンナ親族との用事やっちゃからッ!』
『・・・・・にっきゃ、一恵ちゃんがこう仰ってますがどうするよ?』
『え〜〜〜〜?せっかく行く気マンマンやとにィ〜〜』
『とにかくッ!今度来る時は前もって言ってよッ!今日はダメ!』
『やだ、前もって連絡しよったらツマランやん♪』
『・・・・・とにかく今日はアキラメロ( ̄▽ ̄;)』
『へいへい、ほんじゃ またそのうちにな〜』
行き当たりばったり
大失敗。
『ちッ つまんねぇオンナだ(酷)』
そんなふうに吐き棄てるぼくですが 一恵ちゃんは小学校からの親友ヨ☆
しかし イキオイに載ったぼくらに ここでUターンして帰れっつーのも
なかなかどうして非情なオハナシでして。
『どうしよう、せっかく高速に乗ったのにねぇん(ー'`ー;)』
『誰か九州圏内で知り合いおらんかなぁ』
『下関まで行くっつーのはどうだろう』
『福岡から下関までが また遠いっつーの』
『大阪やったら二人とも友達多いっちゃけどねぇ』
『そーやとよねぇ、大阪やったらアタシもねぇ』
『・・・・・・・行くかッ?大阪( ̄ー ̄)ニヤリッ』
『下関でも無理やってゆーとるやんけッ!』
そんなカンジでも車は否応無く道を進み
熊本まで行って馬刺しでも買って帰るか?とか
そんなアイデーア☆も出たには出たのですが
結局無難なトコロで県境付近で温泉にでも入ろうって事で
車は宮崎県えびの市を目指して走ります。
ちなみに 普通県民はこーゆートコロへ行くバヤイ
前もって計画を立てた日帰り旅行感覚が当然でして
温泉郷えびの市に タオルも持たずに突撃する馬鹿は
周りを見渡してもあまりいないと思われ。
インターを降りてえびの市内を車は走り
そこかしこに温泉付きの宿泊施設が目に止まるのですが
そりは民家か銭湯かッ?と言いたくなるくらいの
あまりの風情の無さ、つーか安っぽさの極み状態に
ぼくとにっきゃちゃんはチョロリと失意のダウンタウンで。
あぁぁぁ 思い描いてた温泉と違うぅぅぅぅぅぅッ!
こんなんじゃないやいやい!と
ガッカリ度が徐々に増えゆく中
このままでは終われませんぞぃ!と
えびの高原方向を目指して山道を登ります。
あぁ くねくねと細い道をゆっくりと登り
「対向車注意」の注意書きがあるくせに
ココ一車線しか無いやんけッ!とツッコミたくなる道を笑い
上から大型トラックが降りてきたら死ぬかな、と
心に遺書を準備して(大袈裟)
標高が上がってきたらしく お耳がツキン☆とか
そーゆー色んな事を乗り越えて
辿り着いた場所は 白鳥温泉上湯です。
ココ ココ!こーゆー処に来たかったのッ!
急なカーブを曲がりきった斜面に位置するその温泉は
こじんまりとしたロッジ風。
硫黄の匂いがかすかに漂って
こりこそ求めていた山の温泉だぃッ!
そう広くも無い露天風呂にカラダを沈めて
緑の匂いと眼下に広がるふもとの町。
すげぇ、入泉料300円で むちゃむちゃ贅沢な風景。
蒸し風呂にもココロ惹かれたのでつが
時刻はもうスデに6時を廻りましたし
そりは次回のお楽しみって事で。
『あー 本日は休日満喫!ってなカンジやわ〜』
温泉に行く事自体が久々なぼくちんは
思いがけない休日の過ごし方に痛くご満悦です。
『(--)(__) あの銭湯街みたいな温泉に入らんでヨカッタ!』
『うぷぷぷ 着のみ着のままで温泉行くなってね』
『しかも前半は 福岡に向かってたのにね』
『うぷぷぷぷ こーゆー行き当たりばったりダイスキ♪』
『アタシも アタシもぉ〜〜〜〜('-'*)』
結果良ければ全てヨシ、ってな雰囲気で
帰り道は高速を使わずにまったりと帰るぼくら。
行きがけに気になってた いちごの無人販売で
1パック100円(安!)の無農薬いちごを買って
土産も出来たぁ♪
とか言いながら 本当に楽しく帰路に着いてたの。
車中、取り留めの無い話をボソボソとしていたらば
にっきゃが好んで利用する御鮨屋さんの話になりまちて。
『そそそそそ!美味しいのよぅ!赤シャリの御鮨!』
『いいなぁ 1回行ってみてぇ〜〜〜〜』
『でね 鮨屋のくせに タンシチューが絶品で!』
『何で鮨屋でタンシチューやとよ( ̄▽ ̄;)』
『鮨屋のくせに肉が旨いってヘンな店、って
野球選手からも言われるみたいやわ』
『くぅぅぅぅ ますます行きてぇぇぇぇぇぇッ!』
『宮崎からまだ1時間くらい我慢出来るなら 行こうか?』
『行くッ!こーなったらどこにだって行くぞぃ!』
ちなみに その鮨屋、宮崎市内でわなく
宮崎から1時間ちょい車を走らせた日南市にあります。
えびの市から宮崎市までは2時間弱、でしょうか。
片道3時間かけて メシを喰いに行くオンナ。
こんな時間の使い方、
ダイスキです。
『あ、どうせなら よしみちゃんも誘おうか♪』
『そやね〜〜('-'*) そろそろオナカすかしてる頃やろ』
『お昼に電話かけた時はまだ寝てたけど もう起きてるわね』
よしみちゃんは 前日オランダから帰って来たばっかりでして
いくら疲れて寝てたにしても 美味しいゴハンときたら
こりはもう喜んで飛び起きるでしょうよ、と
にっきゃが よしみを誘うべく電話をかけまちた。
わーい、よしみに逢うのも久々だぁ〜〜い。
『もしもし〜?にっきゃです。起きてる〜〜?
・・・・エ?エ?・・・・・そうやと?マジで?
・・・えー、いつ?・・・・・・・スッゲェェェ!
うん わかった、それじゃまた今度ね』
『アラ?よしみ、駄目って?行けんって?』
『うん、何だかよしみちゃんは今
岩国にいるみたい。
はひ?Σ(゜д゜)
『ハ?ちょい待て、よしみ オランダから戻ってきたばっかりやろ?』
『ウン、昨日は確かに宮崎におったもん』
『( ̄△ ̄;)エッ・・? じゃあ今日電話かけた時 ヤツは』
『もう岩国におったらしいよ( ̄▽ ̄;)』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
『西広島行きの飛行機で朝イチで行ったらしい』
『・・・・・くっそぅぅぅ 負けたぁぁぁぁぁぁぁッ!』
『空飛んで行ったヤツには勝てないわねぇ〜〜』
『うわぁぁん、今日はむっちゃ冒険したと思ったのにぃぃぃ!』
と そんなくだらない事で騒いでても仕方ないので
てろてろと車を走らせて 無事日南に着き
情報そのままの美味ちいタンシチューと鮨喰って帰ってきまちた。
本当は ここ最近 むっちゃお好み焼きが食べたくて
そりで にっきゃを誘ってお好み焼き食べるだけのはづだったのに
そりが何故 高速に乗って福岡に行こうとしたのか
途中で計画が変わって 山の温泉に行ったのか
でもって何で夕飯をワザワザ日南まで食べに行ったのか
そこいらへんの経緯をママ上に話したら
すんごいイキオイで怒らりるので言わずにおこうと思います。
いつかは韓国焼肉の旅(注:日帰り)。
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