【復活!】ダイエットなDIARY
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マックがハンバーガーを80円にするそうだ(もうしたのか?)。
いままでは平日半額で65円だったのだが、これからは80円に固定。 そのかわり、土日も80円になるという。
これは値上げなのかどうか難しいところ。
ま、ハンバーガーなどのファーストフードを食うとすぐに下痢してしまうので、どうでもいいのであるが。
デフレが問題になっているが、これは異常な現象であるというよりも、むしろ適正な価格になったのである。 もともと日本の物価は世界的にみても高過ぎたのであり、まだ高いと思う。
インフレターゲットとか、あのいいかげんな桝添とかが言っているが、安易に物価を上げるべきではない。
「(経済の)成長なくして物価上昇はない」という速水総裁は正しいと思うし、彼は結構がんばっていると思う。
内閣に対してあくまでも独立を維持している。
そもそもあの異常な福耳ひとつとってみても信用できそうだ(笑)。
顔というか、相というのは結構重要であると思う。
あれが貧相な風貌であれば、日銀総裁の地位までのぼりつめることはできなかったのにちがいない。
今日は大量に届いた古書店から買った本や資料の代金を振り込みに郵便局へ行った。
その後また書店へ行った。
浅田次郎『日輪の遺産』(講談社文庫)。
この作者は『鉄道員(ぽっぽや)』の原作者であり、直木賞も受賞している有名な人らしいが、初めて読む。
大体日本の文学賞はあまり信用していない。
しかし、店頭で数ページ読んだだけであるが、かなり面白そうな感触だ。
そういえば、古書店は、多くの場合先に品物が届く。
その品物と一緒に郵便振替の振込用紙が入っているので、それで入金するシステムであることが多い。
これはインターネットに限らず、昔からそうである。
代金引換にするとその分手数料がかかる。 それを嫌ったのであろう。
もっともリスクは販売店が負っている。
顧客を信用しているシステムであるともいえるし、逆にいえば、稀購本以外の古書はそれを必要としない人にとっては単なる紙くずにしか過ぎないから、彼らは紙くずを売っているともいえる。
つまり、もともと値段などあってないようなものなのだ。
しかし、信用はそれ自体が通貨であるので、ちゃんと払った。
それに、これからもお世話になりそうだからである。
お金の本質は信用である。
文化によっては、いろいろなものが通貨になっている。
いまでも巨大な石のお金を(儀礼的にではあるが)使っている部族もいるという。
そう考えると、速水総裁の福耳もまさに通貨の本質をついている。
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