【復活!】ダイエットなDIARY
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今日は掃除を徹底的にやった。
しかも、掃除機の先につけるヤツも木床用、布団用と買ってきてやった。
布団や、コタツ布団とかも干す。
猫がいるせいか、加湿器で湿度を高めているせいか、あるいはその両方によりダニが発生したらしく、あちこち食われたからである。
甜茶(てんちゃ)と紫蘇茶(しそちゃ)も買ってきた。 花粉症対策である。
不織布でできた花粉防御用の使い捨てマスクもひと箱(30枚入り)買ってある。
甜茶は初めて飲んだが、文字通り、ほのかな甘味がある。
ニンニクも花粉症にはいいらしいので、これも買ってきてある。
薬を飲んでもいのであるが、そうすると鼻水だけではなく、汗まで止まってしまってかえって体調が悪くなってしまう。
内服薬ではなくて、点鼻薬もあるが、これは習慣性があるのでなるべく使わないようにしている。
これらは「最後の武器」なのである。
はっ?!
またもや世代ネタを書いてしまっている!!
いや。『忍者部隊月光』なんて知らないだろうなあ。
ここ数年、陰陽師(おんみょうじ)がブームらしい。 TVでも陰陽師だという人がよく出る。
何かに似てるなあ、と思ったが、あれは聖徳太子だ(笑)。
しかも、今日観たTVでは、陰陽師が除霊をする場面で、まず神道の祭文を読み、憑依されている人に呼びかける「カミアゲ」という儀式をした。
ようするに霊に、憑依したりすることをやめて、あの世に行ってもらうのである。
そこで陰陽師のひとことがすごい。
「成仏しろ」
おいおい。
それって仏教ぢゃねーのかよ。
そういえばオレは『帝都物語』とか夢枕獏とか昔ずいぶん読んだものである。
『恐怖新聞』や『うしろの百太郎』などリアルタイムで読んで育ったオレは、結構オカルトものが好きである。
う!またた・・・・。
その割にオレには霊感はないし、幽霊などもちっとも信じていない。
ユングなどもずいぶん読んだ。
ユングはアカデミックな講演ではいわゆる心霊現象を否定する発言をしているが、書いたものではかなり信じている、というか認めている。
念力や、いわゆる騒霊にもでくわしたことがあり、理性を超えたそれらの現象を基本的には認めているのである。
それか彼の学説に深みを与えているが、同時にそれは師であるフロイトと決別する結果となったのである。
超能力でスプーンが曲がるとは思えないが、勘とかは信じている。
なんらかの情報伝達は言語や映像、音声といった直接的な方法以外でも行われているであろう。
歴史学者のアーノルド・トインビーも、人間のコミュニケーションには「言語によるものとテレパシーによるものとがある」と書いており、テレパシーの存在を普通に認めている。
もっとも、テレパシーによるコミュニケーションは情緒性が強烈で、客観的で正確な情報伝達にはむいていない、と断ってはいるが。
ユングのいう、シンクロニシティ(同時性=意味のある偶然)なども興味深いことであるし、誰でも経験したことがあるであろう。
さて、なんでこんなことを長々と書いているかというと、今日、母親から幽霊の話を聞いたからである。
近所に、もう店をたたんだスーパーがある。
スーパーといっても個人でやっていた小さなもので、奥は住居になっていた。
オレも買い物をしたことがある。
そこの娘が結婚したが、離婚して実家に戻ってきて、しばらくして自殺したそうだ。
数年前の話である。
オレの家の者も葬儀に行ったらしい。
で、現在そこは、小さな町工場になっている。
「○○電子」といって、また個人経営の電気部品を作っている小さな工場である。
で、そこに、出るという。
母親が、そこの経営者のぼやきを聞いてきたらしい。
父親も、少し前に本人からその話を聞いたという。
どうでるかというと、夜でる。
夜、仕事柄、コンピュータに向かっていると、その人の背後にそっと座るらしい。
そして背後から、抱え込むように腕を回すそうである。
その人の手には、背後からそっと手がかぶされるらしい。
幽霊の二人羽織状態だ。
その他に、その小さな工場内のそこかしこで、視線を感じだリする。
衣擦れの音がしたり、スッと人がドアの影を横切ったりする。
つまり女の人の気配がするらしい。
困っているのはこの経営者で、従業員がどんどん辞めていってしまうという。
聞いてみると、まだその亡くなった人の遺品とかが建物内に置いてあるらしい。
ユングによると、物にはその人の残留思念が残っているという。
彼はイギリスに旅行した際、ある部屋に数日泊まり、騒霊によって眠れなかったという。
その後、家主に尋ねると、その部屋では過去に殺人事件があったという。
そうした物や建物に、そこに住んでいた人の感情なり思念が残っている場合がある。
特に、殺人などの強烈な感情をともなう思念は残存するという。
つまり、言語などの直接的なコミュニケーション以外の情緒的なコミュニケーションが仮に存在するなら、その強力なものが死後もその場所に残存する可能性はあるのかも、とか思ってしまう。
この工場も同じようなケースなのかもしれない。
ともかく、身近でこういう話を聞くと、とてもリアリティがあるのも確かだ。
などと、こんなことを書いている今は、深夜で、なんだか、背中が怖い。
しかもさっきからベランダで何やら物音がするが怖くてカーテンを開けられない(笑)。
こえー。
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