【復活!】ダイエットなDIARY
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2001年03月06日(火) |
サナダムシ・ダイエット |
この前の続きで『マーシャル・ロー』と『ビッグ・ムービー』の2本を観た。
『マーシャル〜』は、アラブ系テロリストを逮捕するため、戒厳令を発動。世界最強のアメリカ軍によってニューヨークのブルックリンが包囲されるというお話。 デンゼル・ワシントンがFBIの指揮官の役だ。
繁栄の陰にテロリズムの危機にさらされているアメリカのリアリティがよく出ている。
『クリムゾン・タイド』と同じように、仮想敵国がなくなり、唯一の覇権国家となったアメリカがリベラルな価値観をいかに維持することができるのか、といったところがテーマであり、いつもどおり、ワシントンのはまり役である。 ブルース・ウイルスが陸軍長官の役で出ているが、これがどうも貫禄というかリアリティがない。 彼の『ダイ・ハード』第一作は本当に好きだが、それ以外はたいしたものはない。 この役をジーン・ハックマンがやれば、『クリムゾン〜』と同じ構図になってしまうだろうが、傑作になっただろう。 もっともハックマンがやると、リアリティがありすぎで恐いかもしれない。
『ビッグ・ムービー』はスティーブ・マーティンとエディ・マーフィーのが共演している。 売れない映画プロデューサー(スティーブ・マーティン)が、起死回生を賭けた映画を作ろうとする。 しかし、主演依頼をした映画スター(エディ・マーフィー)に断られてしまう。 そこで、彼はスターに内緒で隠し撮りすることによって映画を作ってしまおうと考える。 映画自体の作りとしてはたいしたことはなく、失敗作かもしれない。 しかし、あえて昔ながらのアメリカのコメディを作ろうとしたカンジだ。 笑うところはあまりないが、ストーリーはかなりクレージーだ。 このアイデアのクレージーさだけでも、傑作なコメディになりそうなものであるが、うまく生かしきれていないカンジだ。
スティーブ・マーティンは大好きな俳優のひとりなので、映画彼のファンなら観るべし。
今日は仕事を午前中で片付け、午後からは買い物とウォーキングへ行った。 風もあまりなく、小春日和だ。
藤田紘一郎『体にいい寄生虫:ダイエットから花粉症まで』(講談社文庫)他、数冊購入。 藤田紘一郎はこれで文庫化3冊目で、すべて読んでいる。 医学博士で、TVなどにもたまに出るから結構有名人だ。 その主張は、戦後、日本人は寄生虫を駆除してしまったので花粉症などの文明病が蔓延している、というものだ。
サナダムシなど、人体には無害でダイエットにもいいらしい。 なんと彼は、それを実証するために、自分の腹の中に一匹飼っている。 しかも「サトミちゃん」という名前までつけているのである(笑)。 サナダムシは広節裂頭条虫といい、成虫は人体内部で10メートルにまでなるらしい。 たまに肛門から数十センチ顔を出すらしい。 サトミちゃん、といってもメスであるワケではない。 サナダムシの虫体は数千の節によって構成されていて、その各節にそれぞれ雄と雌の生殖器がある。 いわゆる雌雄同体で、その節が数千ということは、数千のオスとメスの生殖器が10メートルにわたってずっと並んでいるそうだ。 形状は平べったいテープのようで、きしめん状である。 名古屋の人には申し訳ないが、写真入りでそう書いてあるのである(笑)。
その他ダイエットのためにサナダムシを飲んだという実例なども紹介されている。 この日記の読者のみなさんにサナダムシ・ダイエットをすすめるわけではないし、自分で実践する勇気もないが、彼の著作は面白いので機会があれば読んでみるといいだろう。
今日の歩数。 10931歩。 今日の歩行距離。 8.348km。 歩行による消費カロリー。 284.4kcal。 今日の体重。 62.4kg。 今日の体脂肪率。 20%。
久々に1万歩以上歩いた。 サウナ・スーツはちょっと効き過ぎ。 途中で暑くて大変だった。 発汗もすごい。 脱ぐと滴り落ちるほどだ。 で、今、洗濯中。
体脂肪率はイッキに20%だ。 いや、サナダムシは飼ってない。
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