ニッキ ゆり 【HOME】
- 2004年05月19日(水)
穏やかな気持ちで落ち着いて話をすれば
相手に、伝えたい相手に、きちんと届くのだと知った。
それは紛れもなく、彼女の存在があったからだ。そう確信した。
とても大切な人にワタシの気持ちを、落ち着いてゆっくりと話した。
コトバを選んでいるわけでもないし、作っているわけでもない。
いつものワタシだけど、いつもより落ち着いて、穏やかにしただけ。
それだけなのに、大切な人に気持ちはきちんと届いた。
言い争いをするわけでもなく、喧嘩口調になるわけでもなく
こんな風に「幸せ」と感じることが出来ることが、とても信じられなかった。
相手を信じる前にまず自分を信じることなのだ。
そう、それは本当に当たっている。
ワタシは、もうしたくないことを絶対にしないと決めた。
どんなに小さな不安がココロの中にあったって
絶対にそんなことないのだ、ワタシを信じるのだ。
そうしないと不安でたまらないのなら、隠れて確かめるより
はっきりと聞けばいい。
でも聞く前に、相手の口から出たコトバを信じるのだとココロに誓い
そのコトバを信じれるのだと自分を信じること。
そうしなければ、いつまでたっても、相手も自分さえも信じられずに
不安の中で生きていかなければならなくなる。
そんなことはもうする必要はないんだ。
そんな不安はもう必要ない、自分を相手を信じれば
不安なんてものは自然になくなっていくのだと思った。
大きなココロを持って相手を受け入れようと思う。
「これから」を見れば小さなことなのだ。
そう思うと、本当に大丈夫になっていくワタシがいて驚くことが多い。
ワタシはワタシの生活を送っていくから
その中のあなたは一部分なのよ。
決してあなたが中心ではない。
ワタシはそう思う。
昔は思えなかったけれど、なぜだかそう思うようになった。
そう思った方がワタシの生活がとても充実するからだ。
相手のことばかり気にしてひどくビクついたり、不安になったり
携帯電話を気にしていつもメールチェックをしたりしなくて済む。
少しずつこうやって前に進んでいけばいいんだ。
ワタシは大切な人の「一番落ち着ける場所」になりたい。
ただ、それだけなのです。
店舗では今、有線でミスチル特集を流していて
初期の頃のアルバムから最新のアルバムまでシングルを含めて
すべての曲が流れている。
歌と共に次々に思い出される思い出。
懐かしい歌詞。
気持ちが穏やかになって焦らないで接客が出来て
気がつけば結果は見事にハナマルだ。
昔とは違う捕らえ方をしている。
同じ歌でも月日がたてばこんなにも変わるものなのかと思った。
新しい気持ちが次々と生まれていく。
こんなにステキなコトバを生み出せるなんて、とても羨ましい。
これを才能というんだなぁとしみじみと感じていた。
どうしても聴きたい曲があと1曲でかかるという時に
「休憩に行ってもいいよ」と言われた。
でも、どうしても聴きたくて、「はい」と返事はしたものの
商品棚の整理を少し遅めにやってキレイにたたんで
聴きたい曲を聴くまで、すこしゆっくりと仕事をした。
そして、聴きたかった曲を大音量で聴いたあと、にっこり笑顔で
「休憩に行ってきます」と言い、休憩室へ向かった。
好きな曲を聴きながら仕事をするとこんなにも捗るのだ。
不思議でたまらない。
頭の中がリラックスするのだろうか。
もう一度ミスチルを改めて聴きなおしたいと思った。