ニッキ ゆり 【HOME】
- 2004年05月08日(土)
こうやって大丈夫になっていくんだなぁと
タバコの煙で充満した休憩室の天井を見上げて思った。
本当は青い空を見上げて、とか言う方が格好いいけどね。
タバコの煙いっぱいの天井もなかなかだよ。
一番落ち着ける休憩室にワタシはお昼休みと午後の休憩時間にタバコを吸いに行く。
お弁当は食べない日の方が多い。
お腹がすきすぎて、食べたいという欲求が無くて
とりあえず、タバコを吸って、小腹が減ったら何か飲んで、という感じ。
人とは話さない。
他のテナントの店員とはいまだに友達にはなれない。
それはワタシが話そうとしないからかもしれない。
休憩中まで気遣いをしたくはない、というのが本音。
だから、特別に気になっているわけではない。
ただ、ほんの少し気になっている人がいて。
とってもかわいい女の子で、どこのテナントかわからないけど
とにかく、もう、全部が可愛い。
いつか話しかけようと思って、毎日休憩室に行くのがほんの少し楽しみなんだけど
見かけるのは3日に1回くらい。
しかもすれ違うだけ。
片思いのよう。
ワタシはほんの少しまた前に進めたと思う。
1�个�もしれないけど、確実に前へ。
ワタシはね、忘れないよ。
今までの、この生きている中で起こった出来事をね。
美化されてるのもあるかもしれないけど
でもさ、忘れたくないものもいっぱいあってね
時々、眠る前に思い出すんだ。
目を閉じるとまぶたの裏に浮かんでくる。
苦しかったことも、楽しかったことも、いろんなこと。
目を閉じているのに涙がこぼれてくる時があって
それはあくびをした時に流れてくるような、静かな涙。
じんわりまぶたの奥で湧き出てきて、そっとあふれる。
気がつくと眠っていて、涙の線がうっすら残ってたりもする。
ワタシはこの涙が、好き。
まぶたの裏にいることで安心する。
今は会えなくても、まぶたの裏でいつでも会える。
だから、大丈夫。
苦しいことも、苦しかったことも
これから大丈夫になっていくよ。
久しぶりに父親と母親と姉の声を電話越しに聞いた。
電話をかけたのはワタシの方。
「疲れてるなぁ」と父親は言った。
「慣れるまでの辛抱よ」と母親は言った。
「大変ねぇ」と姉は言った。
でも、最後に「頑張ってね」とみんな言ってくれた。
プレッシャーと感じることはなかった。
久しぶりの暖かい家族の声。
祖母はもう眠っていて、声は聞けなかったけど
今度の休みの日にこっそり電話をかけようと思ってる。
そういえば、明日は母の日。
何も用意していなかった。
お給料が出たらステキなものをプレゼントしようかな。