東南アジアサッカー調査メモ...ogaoga2k

 

 

白鳥野郎がナンボのもんじゃい - シンガポール - 2005年02月24日(木)

中国から来たSリーグの海外チーム、新麒FCの開幕前の目標が
載っておりました。


読んでみると…何故ここまでライバル心メラメラなんだ(笑)
というわけで、翻訳。


----
■新麒、来シーズンに2つの目標を掲げる
 Sinchi's two targets for new season

By Jasmine Zhao (News Today, シンガポール)


2005年Sリーグ開幕を控え、新麒FCは2つの目標を掲げている。


この中国チームの目標は、まず1つはリーグ参加10チーム中6位以内。

そしてもう一つは、リーグ27試合中3度対戦する日本のアルビレックス
新潟Sに全勝することである。尚、3試合中2試合はアウェイとなる。



新麒FCは2003年、Sリーグ初の海外チームとしてリーグに参加。
だが、初年は12チーム中7位、2年目となった昨シーズンは下から
2番目という落胆させられる結果に終わった。


だが、今季は22名の選手を入れ替え、中国元A代表や五輪代表選手が
が加わることになった。

新麒FCは、今回掲げた2つの目標を達成できると確信している。



チームの副チェアマン、ワン・ジン・フイ氏は、このように語る。



「新麒FCは、これまでファンをガッカリさせてきた。

 もし我々自身を改善できないような状態で、そして
 6位以内には入れなかったら、我々は来期、Sリーグに
 参加することはないだろう」



新麒FCはSリーグ2005を来週迎える。

皮肉にも、初戦の相手は日本のチーム、アルビレックス新潟Sだ。
チームはアルビSのホームに乗り込む形となる。


「日本と中国は、世界のスポーツ界で争っているのです。
 
 シンガポールでは、アルビレックス新潟Sと競い合いたいと思っています。

 昨年、我々はいいプレイをすることが出来ませんでした。
 しかし、3試合中2試合を引き分けに持ち込めています。

 今年、我々はアルビSよりも良いプレイをせねばなりません」


新麒FCゼネラル・マネージャーのグァン・ミン氏はこう語った。



2005年の新麒FCは、中国超級・瀋陽金徳の監督の経験がある
ディン・ゼー(Ding Zhe)氏が指揮を取る。

チームは9人の選手を中国超級から移籍させた。チェン・ボ(Chen Bo)、
ヤオ・リ(Yao Li)と言った実力ある選手もそれに含まれている。


選手の平均身長は1.82cm。選手達が合流して1ヶ月程度だが、
プレシーズンマッチでは比較的良い状態だ。

ディン監督は


「チームの選手全員は、中国の北方のクラブから移籍させた。
 ファイティング・スピリットが高い選手達で揃えている」


と述べた。


- Sinchi squad:
 
GK: Sun Minghan (age 31)
Qin Xiao (24)
Li Zhuo (21)
 
DF: Li Zheng (23)
Chen Bo (30)
Song Wanfeng (23)
Meng Lingzhong (27)
Luo Tongliang (25)
Wu Hao (22)
Wang Wei (27)
 
MF: Qiu Li (23)
Tong Di (23)
Zhang Jiang (27)
Xu Wenbin (22)
Jiang Feng (34)
 
FW: Pei Mingzheng (24)
Bai Guanghai (27)
Leng Bing (25)
Han Jianye (22)
Yao Li (27)

Total Football Forum Index > S.League 2005

----


いや、あんた

 初戦引き分けたら、もう目標達成できないじゃないっすか、

というツッコミはさておき、思うにこれは日中間のプライド
云々じゃなくて


" 海外からの参入チーム"としての、アルビSという新参者へのプライド、


ちゅー方が実は地元の見方では強いんじゃないかなー、と思いますが、
その辺、地元民じゃないからワカランす。


シンガポールのメディアは、どっかのクソTV局のように、国を絡めて
煽るようなことよりも、結構両チームとも、サッカーチームとしての
見方をやってくれているようなので(ビジネス絡みの話は多いけど)。



あと、確か新麒は去年も「前シーズンより成績悪かったらリーグ
脱退も考えとるワイ!」と言っていたので、多分再来季もやって
いるでしょう(笑)


でも、とりあえずリーグ6位以内ってのは、なかなか現実的な
目標…だと思いますです。はい。



...



 

 

 

 

もくじ
前の日記  次の日記




メール ホームへ