10 minutes: ドラゴン、アジアの虎の前に力尽く - 2005年03月01日(火) 先週の週末から、アジアの虎が住む国、韓国へ初上陸する ことがスーパー急遽決まったのであった。 とは言っても、もう帰ってきたが。 というわけで、成田から(普段慣れている東南アジアから すると)、本当にアッという間に韓国の仁川(いんちょん) という場所に着いたのだった。 アジアじゃい!とか言っている俺なのではあるが、 じつはテーハミングクに行くのは始めてだった。 んで、空港を降りてみると、サッカーのチーム名に なっている名前が、街のそこら中にあってビビった。 日本の感覚で言うと、アントラーズ・コンビニとか ジュビロ・ガソリンスタンドとか、レッズ建設がある、 みたいなもんである。 あと、恐らく日本のトーキョーよりも10度くらい気温が 低く、自分の吐く息がゴジラのように長く白くなっていて、 凍え死ぬかと思った。 普段は"空港出たらTシャツ"(大抵行くのは南の方なので)、 というルーチンワークが見事に崩れてしまったが、これが アウェイってやつだろう、などと、下らない気合が入って しまった。 んで、ホテルはソウルの明洞(ミョンドン)とかいうところ だった。知り合いの韓国人がそれを聞いて、 「散策するんなら、もーちょっとソウルの南の方が いいっす」 と言われた。 これはもし韓国人の知り合いが横浜を散策することに なったら 「横浜歩くんなら、海が見える丘公園なんかいっても しょーがないので、みなとみらいを見たほうがいいっす」 と言うもんに近い感じであろう、と勝手に予測しているが、 真意のほどはまだワカランのが実情だ。 んで、ソウルのミョンドンという場所は、 「台北をすげー北の方に持ってきて、文字をハングルに したよーな街だなぁ」 というのが第1印象であった。 行く前は、 ネクソンとかあのへんのゲーム企業がバンバンあるIT都市! MP3もちまくり市民! みんなブロードバンド! それがサイバー・シティ、ソウル! というイメージを持っていた。 だが、ソウルも案の定、東アジアのあの独特の 「どんなに気取ってみても、食欲には負けてしまう街並み」 「どこのショーウィンドウでも、パステルカラーの 黄緑にピンクの組み合わせ」 という素晴らしい東アジアン・スピリットがちゃんと流れて いたのには、相当嬉しかったのであった。 まだ行ったことないが、きっと上海も大連も北京も ウランバートルもそんな感じであろう。 ビバ、東アジア! さて、いつもならば、速攻でインフォメーションセンターに 現地のスポーツ新聞を持ち込んで 「試合あるのか?俺には読めんからこの新聞を読め!」 「スタジアムの行き方教えろ!あと、帰りは大丈夫なのか?」 「FAの場所を教えろ!」 と、普通の観光客が言わないような質問をマシンガンのように 連発し、担当のオバちゃんを困らせてるのが常なのである。 が、今回の韓国訪問では到着するなり高熱が出てぶっ倒れ、 何をしにいったのかわからん事態になってしまった。 で、結局韓国で俺がやったのは、 現地のTVを観て、オレンジジュースを飲んだ だけだった。かなりショックだ。 しかし、大きな収穫は、米国のランジェリー・ボウルとか言う、 "極めて布地が少ない服を着た女性によるアメフト"を観て、 大笑いさせられたことである。 (全然話題が韓国と関係なくてミアナムニダ) この番組は、エロ&スポーツという、狩猟民族のヤロウの 2大本能をくすぐる番組のはずである。 農耕民族的2大本能は、エロ&食事になるはずで、これは ノーパン・しゃぶしゃぶとかに表れているといえよう(アホか)。 どうでもいいが、この番組はストレッチを行う選手の股間を 執拗に撮る。 ケツ・ケツ・ケツ・ケツ・パイオツ・顔・ケツ のオンパレードで、いい加減にしろ、とっとと試合を流せ、と 怒りたくなるほどだった(そこがタマランのかもしれんが)。 その他、仁川ユナイテッドvsガンバ大阪を観た。 後半からになってしまったが、結構ガンバが中盤を制していた。 試合終了間際に、仁川が猛攻をかけたが、ガンバのGKがビシビシ 弾いていたのであった。 仁川は左サイドの17番、ガンバはブラジル勢が頑張っていた。 あんまりお客さんはいない感じ アラウッジョ↑、フェルナンジッニョ↑、と選手名の尻を挙げて 発音するのがハングック・スタイルだ(すんげー適当) どーでもいいが、マニッチの99番という背番号は いかがな物であろうか。 仁川のサポの方。結構Jリーグに近い感じだと思った。 ガンバのゴール直後の映像。 ハーフタイムか試合終了後の映像。うーん、全然違和感ないぞ。 さすが東アジア。 どーでもいいが、韓国ではガンバの遠藤が"エントー"、Gackt(ガクト) が"カクト"と発音されており、ああ、韓国の人は濁点の発音に弱いん だな、と思った。 これはRとLの発音も聞き取りも出来ない俺と一緒で、お互い欧州の言語に 苦労しそうだなあ、という韓国に対するアジアン親近感が増したのであった。 んでも、次に行く時は生でスポーツが観たいものでありつつ、また ランジェリー・ボウルを観て大笑いしたいと思う韓国訪問であった。 はい。 PS あと、海外旅行(滞在)ではおなじみのこの番組の映像をオマケ。 ...
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