義勇兵、日本と戦う - シンガポール - 2004年07月01日(木) ヤングライオンズ(シンガポールU23代表)が、日本のU19代表と 対戦するつー話はありましたが、まさかヤングライオンズに、日本の 選手が入るとは! 日本の選手とは、もちろんシンガポールリーグでプレイする、 アルビレックス新潟S(以下アルビS)の選手であります。 ちゅーわけで、一気に訳してみました。 ---- ■シンガポール代表として日本と対戦する日本人 Japanese to play for Lions against Japan By Marc Lim 2004/07/01 The Straits Times(Singapore) 中島ファラン一生は日本・カナダ・英国のパスポートを保持 しているが、ジャラン・ベサールスタジアムで行われる、 若手選手の国際試合のピッチに立つときは、上に挙げた国 の代表のどれでもない。 彼は、日本U20代表と対戦するヤングライオンズ (シンガポールU23代表)の一員となるからだ。 SリーグのアルビSでプレイする20歳のファランは、 次のように語った。 「僕は3カ国の市民権を持っています。でも、胸にシンガポールの国旗が 入ったユニフォームを着て、日本と対戦するんですよ!」 「ちょっと妙な感じがしますが、何物にも変えがたい機会ですね。 僕はこの機会をアピールのチェンスと捉えています。 誰が見ているかはわかりませんからね。いいプレイをしますよ。」 ファランは同じアルビSのチームメイト山田将司、そして新麒FCの Zhang Mengと共にヤングライオンズに登録される。 この外国人トリオの参入は、シンガポール入りする強豪チームに対する ヤングライオンズの強化プランとして進められたものだ。 さらに彼らのこの参入は、シンガポール代表監督であるラディー・ アブラモビッチ氏が、FAS(シンガポールサッカー協会)の才能 ある外国人の帰化方針という観点から、彼ら3人のプレイを目の 当たりにすることが予想される。 ファランに対し、ファンや代表のスカウト陣が大きな注意を払うで あろうことには疑問の余地はない。 多くのファンが彼のルックスに注目するであろうが、その ルックスにも負けずとも劣らないのは、フィールドを駆け回る その実力である。 彼はアルビSにおいて8ゴールを上げ、チームの得点王である。 この8ゴールには、火曜日に行われた対ヤングライオンズ戦で 1−1となったゴールも含まれている。 (ヤングライオンズへの参入は)時期早々かも知れないが、 シンガポールを代表するメンバーに入った事に関しては 前向きな姿勢だ。 「僕のアルビSとの契約は、今年末までなのです。 だから、それが終われば僕は色々なチームと話すことが できます。 金曜日の試合では、どのくらいチームとフィットできるか 見てみたいですね。もしいいゲームになったら、僕はどんな話 でも聞いてみたいと思いますよ。」 今月、ヤングライオンズの国際試合の今後に関しては、 この試合一つで終わることはないと考えられる。 (以下、違う内容なので略) http://straitstimes.asia1.com.sg/sports/story/0,4386,259180,00.html? ----- ちなみに、ヤングライオンズって言葉を使っていますが、 正確に書くと今回のチームは Young Lions Invitational Team でありまして、彼ら3人が即シンガポールU23代表って ワケでもなく、彼らが参入してSリーグを戦うってワケ でもないです。 記事には3人とありましたが、もう一人セルビア・モンテネグロ 出身のDF、Vladan Seric(元Partizan Belgrade所属)もこの チームに入る見込みです。若いのか、ベテランなのかは不明。 あ、これを読んで、「ファラン、新潟を捨てか?許すまじ!」と 思うのはカンベンしてください。 ファラン選手と記者が何語でしゃべったかワカランですし、 きっと記事には会話の前後もないでしょうから。 んでも一番問題なのは、ヘッポコ翻訳な俺。 なので、ニュアンスがずいぶん変わっている可能性も ありますから・・・。 ま、この記事でわかるのは、ファラン選手は今回のことを 嫌がっているわけではない、つーことですかね。 当人達はどっちかって言うとアブラモビッチ監督へのアピール、 っちゅーより日本のコーチ陣へのアピールが強いのではないか、 と予想してしまいます。 が、まあ、Sリーグのプライドを持って戦ってください! 山田選手とファラン選手。 2カ国にまたがった代表ユニを着られることが経験できる 日本人選手ってのは、将来的にもソウソウ居ないハズっす。 来年は等々力で会おうや、お二人さん(もちろんJ1で)。 俺は応援しているぞ〜。 ps 試合後のコメントなどは■ココ■ ...
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