シンガポールのメディアが見た、インドのサッカー都市・ゴア - 南アジア - 2004年06月07日(月) さて、どーもインドがらみで当サイトを訪問してきている方が 多いようなので、東南アジアがらみのインドの記事をば。 シンガポールの新聞、The Straitstimesがインドのゴアという 都市を訪問した時の記事の翻訳です。 2月の時のやつなので、多少古いですが。。 -------------------- ■ゴアでのキングは、サチンではなく、バイチュンだ。 In Goa, Baichung, not Sachin, is king 2004/02/18 by The Straitstimes(Singapore) バイチュン・ブティアがどんな看板よりも大きく映し出されており、 クリケット競技場よりもサッカー競技場に多くの人が集まる街、ゴア。 人口数では世界でも有数なインドにおいて、多くの都市では クリケットのスター選手、Sachin Tendulkarが人気であるが、 ゴアではサッカーがスポーツのキングである。 眠気を誘う街、ゴアではあるが、この海岸に面した都市では、 W杯予選のインド対シンガポールの話題で持ちきりだ。 「サッカーはゴアで始まり、ゴアで終わる」 タクシー運転手のLornie Fernandes(40)さんは、このように語った。 彼はNehru Fatorda Stadiumが、勝利を何よりも望んでいる4万人の 観衆で満員になることを望んでいる。 「インドのサッカーはここ数年で本当に良くなったんだ。 この発展が、インドでのサッカーの地位を上げると思うよ。 まあ、ゴアじゃそんな心配いらないけどね。」 インドの南東に位置するこの都市では、サッカーは常にNO1 スポーツだ。これはもちろん、ポルトガルの植民地だったころの 名残であることは間違いない。 インドのNational Football Leagueのトップリーグに所属する 12チーム中、5チームがゴアに関係したチームであり、現在 リーグトップの Dempo Sports Clubもそうしたクラブチームの 一つだ。 ゴアはシンガポールの4倍の面積である。だが、人口は1/4だ。 140万人が都市に住んでいる様子は、50年前のシンガポール に似ている。 だが、ゴアの人々はサッカーを観に長い時間かけて行く事に、 全く問題視していない。 ゴアの人々の平均月収は、約3,500ルピーで、これは S$133程度である。だが、最低限50ルピーを支払って 月2回のサッカー観戦にかかる費用に関しては、惜しげない。 80年代から90年代にかけて、インド代表のMFであり、現在は インド代表のアシスタントコーチを務めるゴア出身のMauricio Alfonso氏は、 以下のようにコメントしている。 「どんな相手とでも勝負できる、と思えるようになったのは 久しぶりだね。」 最近のインド代表の結果を見ると、なかなか手ごわい相手のようだ。 英国人監督、Stephen Constantine氏が指揮するインド代表は、昨年の ベトナムで行われたLGカップで、ホスト国・ベトナムを破り優勝した。 また、同じ昨年行われたアフロ・アジア競技大会では、優勝がウズベキスタン、 そして準優勝はインドとなった。 インド代表はこの試合で、マレーシアとジンバブエを破っている。 アジアカップ予選の北朝鮮戦、そして五輪予選のトルクメニスタン戦 では、勝利を確信している多くの観衆がスタジアムに詰めかけた。 「インド代表は、シンガポールに勝つよ」 14歳の学生Samved Umarye君は、ただインド代表を見に来るだけの ために学校を抜け出し、ダウンタウンのPanjimにやってきた。 彼の予想は? 「ブティアが活躍するに決まってるよ!」 http://straitstimes.asia1.com.sg/sports/story/0,4386,235768,00.html? (多分、リンクはもうなくなってます) -------- ちなみに、インドのクラブチームのサポは、こんな感じ。 (イーストベンガルのサポーター) このパワーには、東・東南アジアは勝てないかも・・・ ...
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