東南アジアサッカー調査メモ...ogaoga2k

 

 

ドイツW杯アジア地区一次予選グループ3 日本代表 vs シンガポール代表 - 2004年04月07日(水)

さてさて、シンガポール戦であります。

予想スコアは、3−0。

大体、俺的な浅いデータだと、大体日本のチームがアセアンに
行くと、日本ホーム戦の1/2にスコアがなってしまう傾向が
あります。


ですんで、


まぁ日本だと4−0か5−0だろーな・・・

ってなとこから、シンガポールアウェイだと2−0か3−0、
つーことである程度予想しておりました。


そんで試合がスタート。


シンガポール代表はこんな感じ。

うう、サカマガとサカダイだと、フォーメーションが違うぜ・・・。


 
    21   10
 ミルコ  インドラ
 
  
17       25    2    22
シャルリイシャク ナズリ   タン  リドゥアン 
 
 
 16       5     14     6
ベネット    エイディ  スブラマニ  バイアキ
   
            30
           ハッサン
 

 
 
おいテレ朝、頼むからミルコって言ってくれ〜
グラボバチとか言われると、よくワカランのだぁ〜
あと、松木はやめてくれー



とか思っていると、前半はもう日本のフットボールショーで
ありました。もうパスは回る回る。

・・・こりゃ4−0覚悟かぁ??

とか思いましたが、前半10分くらいに日本のGKとDF
がお見合いったりしたあたりから、ふつふつと某アジアン
サッカー御代氏の昔のコメントが頭をよぎりました。



「シンガポールはねぇ、すごーくサッカーがまともなんだよ。
 あの辺じゃ珍しいんだけどね。でも、まともなサッカー
 してても、タイとかのイケイケなサッカーにボコボコに
 されちゃうんだけどね。」

 

うーむ。たしかに、ボールを持った時、ちゃんと前に選手が
上がるではないか。イルワンとか。

しかも、微妙にちゃんと通るぞ。
これが”まとも”ってやつか?


…とか言っていても、やっぱりパスをバカバカ通されて、
日本のシュートの嵐でございます。



しかし!



DF中央の2人、エイディとスブラマニの体ごとブロックに
俺はメロメロ。そんなに上手いという気がしないけど、気迫は伝わるぜ、
ライオンズ。


それに20分ぐらいから、シュートされつつもナカムーラーを
弾き飛ばしたり、グッドディフェンスが続いたりして、これまでに
ない「いい調子アセアン」を感じておったわけです。


まぁ、なんだかんだいって、結局前半にゴールされてしまいまして、
かぁー・・ここまでかぁ、と一人あきらめモードになっておりましたが、




後半!!



おお、なんか日本の選手の動きがトロいぞ。前半より、シンガポールが
前のめりになっているのではないか。CKのときにしか移らなかったDF、
ベネットも見られるようになってきたぞ。


交代した、ラティフにカスミール(黄金の(髪の毛)2人)の動きに
キレがある分、よけい日本の選手がバテ気味なのが分かる。


てか、ナカムーラーは結構パス取られるな。

ナカーターとナカムーラーは要注意としているのかもしれんな、
アブラモビッチ監督(激ラブ)



そんな中、インドラがシュート!

ゴール左下隅に・・・ゴールだぁ!



おいおいおいおい・・・


東南アジアではお世辞にもトップ3に入れるとは言えず、もしかしたら
ミャンマーと引き分けるくらいのシンガポールがっっっ!!

GOAL2010?プププとか言われていたシンガポールがっ!!!

タイガーカップで、マレーシアに4−0でボコボコにされた
シンガポールがっっっ!(しつこいか)



このあと、シンガポールは完全に自信を持ってしまったの
でしょう。

「あー、エリア外から打てるんだな」という感覚で、シュートを
キッチリ行うようになってきたのです。しかも枠に入るやつ。


てか、ちょっとシンガポール、普段見ているサッカーより遠めな
距離から打ってくる感じでした。Sリーグもこんな感じなのか?



タン君やイルワン君もしっかり動くし、DFは集中切らさないし、
みんなしっかりゴールを狙ってくるしで、後半は大興奮。


もしかして、引き分けちゃうのか?とか思っていると、やっぱし
藤田が決めて、2−1に。



でも、ガッカリしてねぇよ!
後半ぎりぎりまで、ちゃんと点数狙ってるぜ。シンガポール!!
アセアンには珍しい(ハズ)。



結局スコアは2−1で終了。

気になったのは、タム君はナカータと何をしゃべっていたのかと、
藤田は誰のユニと交換したのかつーこと(笑)




初めてまともに(つってもTVだけど)見たシンガポール代表
でしたが、かなり燃え萌えでありました。


僕のこれまでのイメージのシンガポール代表は、東南アジアの
お坊ちゃまサッカーで、イケイケに弱く、少々軟弱なイメージ
でした。


でも、実はある程度洗練されたチームに対しては、いい戦いを
するのかもしれません。



今年はタイガーカップという、東南アジア最強を決める大会が
あります。2002年はシンガポールは開催国でありながら、
準決勝に進めず、結局当時の代表監督は解任されてしましまた。

2004年は、ベトナムとマレーシアで開催されるタイガーカップ
ですが、マーライオンがどこまでやってくれるのか楽しみです。

もしかしたら、結構いいところまでいくかもな、ライオンズ。

吼えろ!ライオン達よ吼えろ!

ps
あ、日本がシンガポールに2−1とは何事?つー意見もありますが、
2002年W杯前のウルグアイ戦も、2−1でウルグアイの勝利であり
ました。シンガポールの得点は、日本戦と同じくインドラ(PK
だけど)。

・親善試合;Tiger Beer Challenge Trophy @ National Stadium(シンガポール)

2002/05/21 シンガポール代表 1 - 2 ウルグアイ代表

【得点者】
SIN: Indra Sahdan Daud (PK)
URG: Richard Morales x2

観客数:23,834

▽シンガポール代表
Razif Mahamud (Nasiruddin Sawardi 62')
Aide Iskander
Nazri Nasir
Noh Alam Shah (Ahmad Latiff 46')
Mirko Grabovac (Indra Sahdan 62')
A Siva Kumar
Rudy Khairon
Basri Halis (Zulkarnaen Zainal 30')
Shahril Jantan
Noor Ali (Fahmie Abdullah, 46')
Azhar Baskin (Zainal Zainuddin 46')


▽ウルグアイ代表
Fabian Carini (Federico Elduayen 46')
Gianni Guigou
Gustavo Varela (Ruben Olivera 49')
Gonzalo Sorondo (Sebastian Eguren 53')
Joe Bizera
Marcelo Romero
Mario Regueiro
Nicolas Olivera (Diego Perez 53')
Richard Morales
D Forlan
Gonzalo Santos




...



 

 

 

 

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