日本戦終了後のシンガポール側のコメント - シンガポール - 2004年04月01日(木) さて、シンガポール戦が終わったわけですが、 日本のメディアに、シンガポール側のコメントが 全然出ないので、色々探してきました。 ---- ■ラドイコ・アブラモビッチ(シンガポール代表監督) 「私はシンガポール代表選手が規律を守り、日本が自由にやらせるのを 止めた点に本当に満足している。 シンガポールの選手にとって、これは簡単なことじゃなかった。」 http://www.channelnewsasia.com/stories/sportsnews/view/78149/1/.html 「もちろん、この試合の結果に関して満足しているわけではない。」 だが、シンガポール代表の全選手がきちんと仕事を行った。 私はそんな彼らが見せてくれた姿勢やプレイに喜んでいる。」 「前半、我々は日本の攻撃に耐えようとし、また大量得点を避けようと してみた。だが、シンガポール選手の何人かは少しナーバスな状態だった。 もうすこし彼らもポジショニングに関しても良くはできただろう。」 「後半、ペースを戻そうと思い、選手を換えた。狙いはプレイの質を 上げることだった。シンガポールは、日本のようなW杯本大会に 出場するような強豪相手に、うまくやったと思う。」 「時にはシンプルなサッカーが、ベストなサッカーでもある。 私は選手たちに、ゴールエリア外からでもいいポジションなら、 シュートを打っていけとトレーニング中、選手達を鼓舞した。 アジアの中でも、日本相手に得点できるチームは少ない。 だから、かれらシンガポール代表選手たちに、トライして欲しかった。 後半のゴールが決まったが、それは彼らシンガポール代表選手たちが やってのけたことだ。」 「結局のところ、シンガポール代表の選手たちは、私が望んでいる 通りのプレイをしてくれたんだ。 それは、私が信念をもっていたこと、つまり、彼らはもっと より自由にプレイすべきであり、そしてもっと自分の能力 に自信をもつ、ということだ。」 http://www.asian-football.com/en/regional/Asean/index.asp?id=34633&mth=4&yr=2004 (試合の結果に対してどう思うか?) (ジーコの”もちろん喜んでいる。勝ち点3を得たのは良いこと。”の 次に質問されて) 「”勝ち点3を得たのは良いこと”なら、ゼロなら良くないってことだね」 「でも、忘れないで欲しいね。みんなシンガポールは日本に虐殺されるって 予想してたってことをね。」 http://www.sleague.com/new0101.asp?ID=501 ■インドラ・サーダン・ダウド(シンガポール代表FW) 「僕らは引き分けに持ち込めたと思う。」 「負けたことに関しては、言い訳しない。」 「マンチェスターU、そして日本代表と言ったビッグチーム相手に 得点できて、とても嬉しい。」 「ラディー・アブラモビッチ監督が、いつも僕にトレーニング中、 ボールを持つたびに『シュート!シュート!シュート!』って 言ってたのを思い出したんだ。」 「僕は彼がタッチラインから『インドラ、シュートしろ!』 って叫んだのを聞いてたと思うよ。」 (メインスタンドに向かってお辞儀をしたことについて) 「いや、僕は日本人をバカにしようとしてやったわけじゃないよ。 僕をずっと応援してくれているファン達にやっただけさ。」 (今回最も得たものはなにか?) 「全部だね。とても貴重な経験だったよ。 1つだけ選ぶなんてことはしたくないよ。」 http://straitstimes.asia1.com.sg/sports/story/0,4386,243323-1080856740,00.html? ■中田英寿(日本代表キャプテン) 「シンガポールはとても良かった。彼らは日本に勝てたかもしれない。 でも、僕らには運があった。 僕は今回の試合の日本代表の試合運びに満足していない。 何度もチャンスを作りながらも、ゴールを割ることが出来なかった」 http://www.channelnewsasia.com/stories/sportsnews/view/78149/1/.html ---- インドラは、親善試合のウルグアイ戦(2002年)でも 点数を決めておりまして、ビッグマッチに活躍するイカス 野郎です。 実は試合前、日本・シンガポール両国の代表監督の記者会見 がありまして、相当ジーコに質問が集まったようです。 きっと、日本が勝つという前提だったと思いますんで、 ラドイコ・アブラモビッチ監督は、試合後「ざまーみろ」と、 シンガポールのメディアとかに思っていたでしょうね。 あー、生で観たかったぜ・・・。 ...
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