10 minutes: うれし!かなし!大疲れ! - 2004年04月11日(日) 今期初めて川崎フロンターレの試合を観にいった。 色々忙しかったり、スケジュールが空いている日は アウェイだったりして、観られなかったのである。 天気は初夏を思わせる快晴。 対戦相手は、同じ神奈川県の湘南である。 この2つが、俺を少し鬱にさせるのであった。 というのは、まず天気。 天気がいいと等々力は2階席を開放しない(つーことは、 狭くなる)云々はもちろんある。 が、それ以上に、公園に集まる幸せなファミリー層や、 スポーツで汗を流している青春真っ盛りな若者たち、 の横を通り抜けなければならないのである。 (等々力グラウンドは、公園の中にあるのです) 「俺は、このクソ天気がいいのに何で、また、よりにもよって 下部リーグの試合を、野郎一人で観に来ているのか。」 という、ヘンテコな自問自答が始まってしまうからだ。 雨の日だと、公園に人気もなく、 「こんな雨にも来る一人で来る俺って・・・ クラブを愛してないと出来ないぜ・・・。 俺って、もしかして欧州的なセンスなのかな?てへ。」 とか、よくわからん自画自賛が始まるので、まだマシである。 ま、あと湘南つーのは、昨シーズンJ1昇格を逃した引き分けが 頭をよぎるわけで。 そんで久々にスタジアムに行ってみると・・・。 うう・・・まず入り口が変わっているではないか。 マッチデープログラムも有料になったし、微妙に キャノンの立派な看板も出来ているぜ・・・。 でも、微妙にお客さんの入りも良くなったなぁ。 昨シーズン後半は、閑散としたゴール裏のバックスタンド側で、 サカヲタのオッサンとかと観ていた記憶があったが、この試合 では、幸せファミリー席と化してしまっていたのであった。 「うるせえな、走るんじゃねぇクソガキ」 「そこは俺の席だったんだぞ、ババァ」 と毒づく俺と 「君らは将来の川崎のサポーターなのだ、子供たちよ」 「ああ、お母さんがサッカー好きってのはいいよなぁ」 という俺が出てきたりして、少し混乱する。 まぁ、まだサッカーの試合に集中出来ていない状態なのだろう。 試合は、5−0で川崎が爆勝した。 3−0くらいまでは「川崎強いや!」と思っていたが、4点目 ぐらいになると、まるで鹿島や磐田が、東南アジアのチームを チンチンにしているような錯覚に襲われ始めた。 それに輪をかけて、湘南には昔シンガポールリーグに居た柿本が 居たりするので、「湘南、なんとか1点入れるのだ」という、 「東南アジアサッカー管理人の俺」 が出始めたりして、少し疲れてしまったのだった。 疲れながらも帰路につこうと、出口に向かった時、 俺は等々力でとても素晴らしいものがあることに気がついた。 それは、スタジアムの中に川崎大師の出店みたいなモンが 出ており、地元の良くワカランお菓子を売っていたのである。 しかも店員はハッピだ。 素晴らしい! とても素晴らしい出店だ。 俺は川崎のフロント(か、スタジアムの関係者)を強くリスペクト する。 憎きカモメにこんな芸当は出来まい。出来たとしても、シューマイで 誤魔化すのが関の山だ。 (我ながら、下らんことで毒づいているな、と思うが。) というわけで、今季初の生観戦は疲れ・嬉しの観戦だった。 今期もヨロシク、川崎。 最後にどうでもいいが、ビール売りのおねーちゃんを久々に見たら、 やはり1年間のビール売りの成果があったのか、筋肉がついていた。 ...
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