浦和・鹿島視察ツアー - マレーシア - 2004年03月23日(火) FAM(マレーシアサッカー協会)が日本に視察にきたそうで、 レポートが2つありました。1つはJビレッジについて、そして もう一つは、Jのクラブチームについてです。 マレーシアのアニキたちは、Jリーグチームのどんなトコが 気になるトコなのか、が興味があったので、訳してみました。 ------------------ ある2チームの物語 A TALE OF TWO CLUBS 埼玉へ1時間半かけて、我々が紹介されたもの。 それは、新しく建設された、浦和レッドダイアモンズの クラブハウスだ。 33平方(キロ?)メーターの敷地には、2階建て1000平方 メートルのクラブハウスがあり、2つのグラウンドならびに フットサル場が併設されている。 クラブハウスは、選手、メディア、ファン用のエリアに 分かれている。 クラブは市議会からの援助を受けていることにより、 クラブハウスは一般に開放せねばならないが、クラブ ハウスへのサポートはすばらしいものがある。 シーズンチケットは売り切れたという事実以外にも、浦和は 数千もの強固なサポータークラブに支持されている。 、 以前は三菱自動車として知られていた浦和だが、Jリーグ創立 13年目にして、昨年のヤマザキ・ナビスコカップで初タイトル を獲得した。 勝利をさらに甘い歓喜にさせたもの、それは浦和が日本で最も 成功しているクラブチーム、鹿島アントラーズを4−0で破った ことだ。 Hirotoshi Nitta氏(浦和の総務部長)は以下のように語った。 「きついの一言ですが、それは当然のことです。 この冒険的な取り組みが成功するように働きかけて くれた皆さんに応えなきゃいけませんから。」 「サッカー・クラブの運営は1人で出来る仕事では ありません。経営陣の方、メディアの方、ファン、 選手という皆さんの強力があってこそ運営できる のです。」 「我々は、Jリーグのは最下位からの出発でした。 そしてそれから13年で、初タイトルを手にしました。 しかし我々は次のステップを、目指さねばなりません。 それはJリーグのタイトルを取ることです。」 また現在浦和の成功例は、A代表への4人、五輪代表へ 4人の選手が選ばれていることでも、全国規模での注目 が集まっている。 Nitta氏は、埼玉市議会の援助を受けた上で、三菱自動車の 傘下としてレッドダイヤモンズが経営されていることを 説明した。 クラブ所有権の分散に関して言えば、51%が三菱、 埼玉市10%、その他の企業40%となっている。 浦和は2人の常勤取締役、そして3人の非常勤重役により 運営されており、クラブ総売上高は昨年の数字では、入場料、 テレビ放映権、スポンサーからの支援および販促物をあわせ 4000万USドルだった。 浦和は93年にJリーグが始まって以来、1試合あたり観客の 平均動員数は2万6千人で、日本では最もサポーターを集める チームである。 日本全土をカバーするスカウト陣とは別に、浦和はプロ扱いでは ないが、U18(35名)、U15(50名)のチームを保持 している。 浦和はユースの育成に力を入れており、昨年は40万US$を投じ、 埼玉付近の高校に7人の常任コーチおよび14人の非常勤コーチを 派遣した。 一方、日本で最も成功しているクラブといえるチームは、 鹿島アントラーズである。 チームは9冠を成し遂げた。この数字は、93年にJリーグが 始まって以降、32のタイトルがあったが、かなりの確立で タイトルを取っていることになる。 だが、周辺エリアの人口は6万5千であり、人口当たりでは鹿島は 最も小さなクラブチームである。 といっても、それはアントラーズに対して熱い声援がないということ ではない。1試合あたりの平均入場者数は、2万2千人である。 住友金属がスポンサーである鹿島の狙いは、地域コミュニティーの リーダーとなることであり、サッカーの活動のみに制限しているわけ ではない。 住友とは別に、鹿島は47の企業に支援されており、そのうち 10の企業が、広告板に宣伝を載せている (※A-Boardsは、advertise-boardsかな?) 鹿島の成功は、クラブが単に3万8千人を超えるサポーターのメンバー がいる、ということだけではなく、ホーム戦の際に不可欠な、カシマ・ スポーツ・ボランティアという団体の存在によるところが大きい。 この団体は、セキュリティーの確認と、スタジアム付近に集う人々の 整理を行うクラブのボランティア団体であるが、対する支出は毎年 30万ドルである。 しかしながら鹿島はU18、U16といったジュニアチームおよび アマチュアのチームを保持しているものの、鹿島側は小学校に対して も力を入れていくとのことである。 そのプログラムは、1000人以上の子供達を対象としており、 費用は1年に100万ドル程度とのことだ。 追記:“MORE THAN JUST A VILLAGE SET-UP” および“A TALE OF TWO CLUBS”は、 マレーシアサッカー協会が、日本へ研修を行った際にまとめたレポートである。 http://www.fam.org.my/editor/news_feature01.asp ------------------ ちーとばかし、翻訳がムズかったので、もしかしたら誤訳もあるかもしれませぬ。 (特に日本のチームのネタなので、誤訳がバレやすいのが恐怖(笑)) スーパー要約すると、Jリーグチームは・・・ 1.クラブは複数のスポンサーをつけている。それも10、20どころではない。 2.人気のあるチームの平均入場者数は2万人以上である。 3.ユースに力を入れている 4.地域密着である 5.すげー金持ってるな つーことな気がする。 ま、これはどーいうことかと僕的に解釈すると・・・ マレーシアはスーパーリーグを今年から設立したんだ! もっと国内リーグを活性化するのだ! とりあえず優勝賞金は上げたし、トップリーグのチームも減らして 実力のあるチームのリーグにしたものの、クラブが変わらんと どうしようもないわけなのだ! いっちょ、Jリーグ視察じゃい! おお、(要点の1〜5は)さすが、日本じゃわい! てな感じだと思いますんで、1〜5は逆に言えば、現在のマレーシア サッカーの弱点でもある気がします。はい。 ま、Jも色々問題はあるけど、それはそれとして。 ...
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