10 minutes: たまには意地悪してみたり - 2003年12月03日(水) つーわけで先日、雑誌「クウネル」がヘンテコな方向に走って いる(不愉快系癒しが増えてきた)ので、新たな雑誌を探す のだーと息巻いて某書店に行ったのであります。 そこで、色々雑誌を物色していたのですが、クウネルの鹿サポ弁当記事 以来の衝撃が再び襲ったのです。 その本は、 『アルビレックス新潟オフィシャル・サポーターズマガジン第1号』 J1昇格の夢を砕かれた、水色の不気味なマスコットを持つ某チーム サポの俺としては、 「”マルクス・ゴール”は、”アルプス・ゴール”に しか聞こえネーんだ、コノヤロウ」 「カモメだの白鳥だの、なんで鳥のチームは俺をイライラ させやがるんだ、コノヤロウ」 「シンガポールは英語と中国語だから、野次り甲斐がないんだ、 コノヤロウ。」 などなど、 ・某チームサポという立場からの罵倒電波 ・何故かカモメへの罵倒電波 ・アセアンサッカー管理人の俺としての浅い知識電波 と、色々な電波を受信・発信しながら読んでおったのですが、 その本は、俺の毒電波を、リスペクト電波に変えてしまったので あります。 その内容はというと、スタジアムに来るサポの特集があり、 「アルビレックス浴衣」を、旗から自作(多分)した女性 とその一家の写真を見つけたのであります。 ・・・うーむ。 ”サッカーのサポート+家族+民族衣装+コスプレ” である。 ・・・なんて、なんてジャポンなのだっ!!! 「チームの一員としてのアイコン」のユニを着る、というところ までは、俺も理解は出来る。 しかしほとんどの人は、「じゃあ、ユニ買うべ」という所で 停止してしまうハズだ。 「同じ世界観のモノを自作し、それを着て仲間意識」というのは、 コスプレ界(よく知らんが)ではごく当たり前のことかもしれんが、 サッカーサポ界では、あまりみたことがない。 というか、コスプレという文化土壌がなければ、そこまで意識は 向かわないハズである! もちろん、W杯において、民族衣装でサポートという人もいる。 民族衣装のハッピを着て応援、もある。 オリジナルTシャツで仲間、という集団も存在する。 が、これらの場合、属している集団、あるいは個人への注目の度合いが 上がってしまい、ヘタすると”チームを応援する人”度合いが"チーム” に勝ってしまう危険もあるのだ。 彼女の場合は ・チームへのサポートを家族で、という形態 ・民族衣装という手段 ・チームとの一体感を、押さえたコスプレ手法により損なっていない のである! うーむ。。。欧州でも南米でも中々見られんと思う。 相当高度なテクであり、まさにジャポンだ。 すばらしい。 なんて素晴らしいんだ。 まさにジャパニーズ・フットボール・サポーターである。 と、大絶賛したのですが、本を買わずに立ち読みで終わらせたのは、 J1昇格を逃した恨みです。 ...
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