10minutes: 「アザーファイナル」 - 2003年09月15日(月) …というブータン代表vsモントセラト代表のドキュメンタリー、 という映画を観たのだが、どーもドキュメンタリー映画にしては 物足りんかったです。 感動イベントに参加したブータン代表とモントセラト代表チーム でした、なノリなのであります(もちろん、試合がそうだった、 ということではナイ)。 このどーも物足りなさを感じるというのは、この映画、サッカーの 主役たる"チーム"が見えてこないんですな。製作者のイメージ映像、 っぽいボールが飛んでいくシーンとか、そういうのは目立つんだけど。 きちんと試合とか試合前の準備、それにハーフタイムの ロッカールームとか、そういうチームの面を見せてくれ〜と 感じていたわけであります。 いや、勝敗は関係ない、サッカーは美しい、とかいう感じの ニュアンスはわかるんですが、元はといえば、”勝つため”に やってるんだし、そーいうとこを見せてくれんとなぁ。 仮にガチンコ・ラーメン道で、 「ラーメンの美味しさ…そういうのものは関係ない。 作っている者たちの姿、それが美しいのだ。」 (BGM:オアシスかなんかのバラード系) とかナレーションが入ったら、 美味いもん作るのが目的だろ、ふざけんなボケ と言うと思うのだが。 コマーシャリズムとかFIFAへの皮肉が入っているとか いうことですが、元はといえば、FIFAランキングが元ネタだし、 しかもFIFAランキングはコカコーラがスポンサーだし。 感動とかそういうのは、意図せんでも、アジアカップ予選とか ACLでしっかりとドラマは起こっているんじゃー!ボケー! というわけで、NHKかBBCかディスカバリーチャンネルか フットボールムンディアルのスタッフが、この試合の ドキュメンタリーを3時間くらいで作ってください。 悪いことばっかり書いてしまいましたが、ブータンのスタジアムと、 ブータンでアーチェリーしている人々には相当ハアハアしますんで、 観てもソンはない…かも…。 ...
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