サッカー選手はモテる思想 - 2001年01月22日(月) シドニー五輪アジア1次予選 日本ラウンド-日本対フィ リピンの試合が再放送されたので、観てみた。 おお!FIFAの布を持って、唯一写真で見たことがある、 ゴンザレスが登場。少しヒゲのあたりがバック・ストリ ート・ボーイズ風でカッコイイ。 フィリピンの国家斉唱に、数少ないフィリピンサポータ ーが、しっかりと歌っていて心強い。 そんで試合がスタート。 行け!フィリピン! スペイン人の末裔だぞ! 無敵艦隊の子孫なんだぞ! ・・・うーむ。みんな日本選手の動きにくっついてきて いるから、ちょっと動き出しのタイミングが遅れるナァ。 攻撃に移れ!ていうのも、ちょっと間を置いちゃうし。 トラップとかも足を高く上げちゃって、当てるので精一 杯。とにかくボールがきたら、焦って自軍のゴールから 遠くへ遠くへって感じだから、パスが繋がらずにすぐに 日本側に渡っちゃうなぁ・・。 前半は、空中戦で競っては負け、ボールは弾くのが やっと、でフィリピンは7点取られる。 で、後半。 後半も少し経ってから様子が変わってきて、フィリピン 側にもボールが渡り始めてきた。(というより、日本の パスミスが増えてきた)。多分12番、オカンボのドリブ ルが意外に早くてビックリ。あー、これであと2,3秒持 ちこたえたら、せめてシュートまで持って行けるのに・・。 そんで守備の方は、9番ゴンザレスと、7番アランド(結 構日本の選手につきすぎだったけど、当たり強そう)が、 サイドからの攻撃を防ぐのに成功し始めてきて、日本側 にイライラが・・。平瀬はキレてマークについてた選手 蹴飛ばすし。 78分にGKパランパンから交代した 20番のGKマルカイダは 173cmと小柄で、交代早々1点取られたけど、反応はパラン パンより上っぽくて、チョコマカ飛ぶので観ていて楽しい。 で、後半4点取られて試合終了。 結局0対11で負けたフィリピン代表だったけど、よく考えた ら、香港で13-0で負けて、次の完全アウェイという状況で の11-0ていう結果は”進歩”なのかもしんない。 印象に残ったのは、GKの交代と解説者の言葉。 アナウンサーは、交代について、パランパンの心理的な云々 言っていたけど、多分マルカイダに”経験”させたかったん じゃないかナァ。アジアのトップレベルのスピードとかを。 2000年のタイガーカップもにらんでのことだろうし。 「まるで、バスケみたいなマンマークの動きですね」 これは、平瀬がケリを入れた選手に向かって言った 言葉。 そうかもなぁ。バスケ、フィリピンで大人気だし。 学校の授業とかで、”マークにつけ!”って言われたら、ま ずバスケの動きがイメージだろうなぁ。 GKの背が低めなのも、きっと背が大きいヤツは、バスケ部行 った方がモテるからバスケやっちゃうだろうな・・。 ”サッカーGKはモテないヤツのスポーツ”in フィリピン、 かも・・。そうだったら悪循環だ・・。 あ、ベッカムとか、遠まわしにスッゴくサッカーに貢献して いる気がしてきた! 「ワタシ、ベッカムみたいな人が好き!」って言われたら、と りあえず目指すぞ。特に中学生の俺。 つーわけで、初めての東南アジア試合観戦は、サッカーの普及 にはまず ”サッカー選手はモテる”思想の植付け、 という結論で終わりました。 あと、ゴンザレス君とGKマルカイダの現在が気になる。 (確か、ゴンザレスはタイガーカップのメンバーだったと思う けど・・) ps フィリピンの攻撃がとっても見たかった・・。 ps2 アナウンサーの言うフィリピンサッカー事情は、AFFかなんか の資料クサイな。なぜなら僕のネタと殆ど同じだから(笑)。 ...
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