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■ 師走いろいろメモ
大切な、いつも一生懸命な後輩さんがぶっ倒れた。 昏倒して、痙攣して。 しばらく意識が遠かった。 脳貧血なのかよくわからないけど、紙みたいに真っ白な顔をして、 虚ろな表情をして、帰っていった。
心配だ、と思う。 その気持ちの中には、彼女に倒れられたら年末の忙しい時期に死にそうになるとか、そういうエゴもあるけれども。 「無理はしないで」と言える状況ではないとは言え、そう言うしかないじゃないか。 お休みが必要なのだ。 あなたにも、本当は私にも。
「迷惑をかけてすみません…」と力ない言葉。 痛いほどわかる、その気持ち。 今はただ、何も考えずに休んで欲しい。 本当に。
そんなハプニングもありながら、代理店さんの忘年会にお仕事として参加した。
「あなたが応対してくれると安心するんだよ。つい指名しちゃう」 「叱られても頑張ろうって思うんだよね」 「なんか可愛いんだよね〜」
以前なら、顔が引きつってただろう「可愛い」という台詞。 おばさん・おじさん世代、及びおじいちゃん世代にとって、 「可愛い」というのは「子供みたい」「孫みたい」という意味なわけで。 人間的に「可愛い」なら上等じゃないか! 卑下することなく笑顔で返せるようになった。 進歩、進歩。
そして、信頼されてるということ。 役に立っているということ。 いつでも挿げ替えられる存在だろうけれども、 今の今は、とりあえず「私」が必要とされているということ。 時々はそうやって自分の足元を確かめて、どうにか踏みとどまる。 しばらくは頑張れる。
そういえばフィギュアでは、ミキティよりは中野由加里選手が好き。 「表情がたまに似てる」と言われて以来気になってしまう。 そうしたら今日も、フィギュアを見ているという代理店さんから「なんか似てる」と言われた。 あら不思議。 でも、あの笑顔が似てるなら、ちょっと嬉しい。(そこまでは言われてないけどさー) オリンピックに出られないのは残念だけれども、他の舞台での活躍を応援したい。
今月は2回もキャラメルボックスの「クロノス」を観に行ってしまった。 映画「この胸いっぱいの愛を」と同じ原作の舞台化。 これがなんとも、ツボにはまった。 なんかねえ、ストーリーはある意味単純なんだけど、とにかく主人公「吹原」を演じた菅野さんの一生懸命さ、純粋さが心に沁みて。 心の、とてもきれいな部分を思い起こさせる舞台でした。 次に菅野さんの演技を見られるとしたら、1年後? わー、もう1回見たいよ。 年明けの横浜に遠征するしかないのか?
2005年12月27日(火)
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