unsteady diary
riko



 ぱちぱちと油の弾ける音がする夜 

昨年も頑張って、2年連続で社内の賞を勝ち取ったうちの支社。
ささやかながら賞金が出たので、縁の下で支えた事務にもご褒美をということで、丸ビル35階の天婦羅屋さんにGO。
瑞々しい竹の子、春の味覚ふきのとう、肉厚のしいたけ、などの春の天婦羅をコースで頂きました。
運良く予約の取れた夜景の見える個室で、揚げたての天婦羅を静かに味わう時間はあまりに贅沢で。
思わず「人生最初で最後かもしれない」と口走ったら、他の人に「また来ればいいじゃない」とあっさり言われました。
そうだよねえ、生きていればまた来ることもあるかもしれない。
望みを叶えるのは自分なんだから。
明日死ぬとしたら最後の晩餐に何を食べたいか、メニューリストにでも入れておこうかな。

小市民の私には縁のない世界ではありましたが、
目の前で次々と揚げてくれる天婦羅は確かに絶品。
機会があればぜひご賞味ください。








現実は色々、本当に色々あるような気もするのだけれども、誰に言うわけにもいかないので、とりあえずひたすら寝て忘れます。
辛いこと、明日に生かそうって真面目に思っていたこともあったけど、忘れることもたぶん必要。
迷っても、立ち止まらないことも。
勢いで流されて、そうやってどうにかやり過ごしていくことも、たぶん必要なこと。
忘れないと次に進めないから。


2005年04月17日(日)
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