unsteady diary
riko



 荒れ模様


周りが騒がしい。
トラブル続きの母の人間関係を聞くにつけ、自分の嫌いなところの縮図を見ているようで気持ちがささくれだつ。
ああもう、どうしてこんなに大人気ないのか。
「負けるが勝ち」っていう言葉を、どこまでも理解できない50歳の母。
子供の喧嘩じゃあるまいし、どこまでも相手を責めたって、こじれきった人間関係はもとには戻りはしない。
せいぜいどうやって幕を引くか、考えないと。


会社もまた荒れている。
というのも、何人も面接をしてやっと決まった派遣さんが、派遣前に断りの連絡を入れてきたから。
理由を聞いてまた唖然とする。
朝9時からの仕事が希望だったのに、うちは始業が8時50分からだったから嫌だったんだそうな。
2時間とかかかるならともかく、30分で通える距離にあって、それが理由ですか?
言葉もないよ。
社会人としてまともに働いたことのない人だったのだけど、面接ではやる気を見せるべく「社員になりたい」とか云ってたらしい。
ちなみに、「社員」って、「自己犠牲」と同意義ですから。
そんな単語が即座に浮かんでしまう自分も悲しい。


「断る」という選択肢がある人に、少しの嫉妬もあるかもしれない。
本当なら、自分を大事にするのは当たり前で、それが許されていない今の状況の方が問題なんだろうとは思う。
思うけれども、それが現実。


とりあえず、休暇は確実に遠のいた。
上司や営業が勝手に休むのを横目に、なぜ事務がぎりぎりのローテーションで動いているのか。
それは、残された人が味わう地獄が、目に見えるから。
酷い状態になるとわかっていて、誰が休めるっていうの?
マッサージだのサプリドリンクやらの服用で、何が何でも行くしかない。
理不尽だと思いながら、しばらくこの状態が続きそうだ。


2005年03月28日(月)
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