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■ 辞めたくなかったら…
愚痴一辺倒注意報。
他人事ではないという焦りと、不信感が募る。
28歳、仲の良い別支社の事務の女性が、来月から営業に異動となる。 最近元気がなくて、色々悩んでいる様子だったのだけど、 人事異動の内情を聞いて、少なからずショックを受けた。
彼女が担当していた業務が今度から他の部署に移管されることになり、移管先である部署への異動を打診された時に、通勤に2時間以上かかることを理由に断ったら、後日支社長に呼ばれて言われたそうな。 「先日君は異動を断ったが、それなりの覚悟があってのことだろうな。事務にはもう要らないので、会社を辞めたくなければ営業に異動するしかない。道は二つに一つだ」と。
断った時には、断ったらどうなるか、何も示されていなくて。 そんなの詐欺じゃないか。 彼女のやっていた業務がなくなるとは云え、営業事務全般を担当できるスキルがあって、次期事務リーダーになると思われていた人材だ。 いくらでもつぶしは利くのに。 完全な嫌がらせとしか思えない。
本人は散々悩んで、今は無理やり吹っ切ったようだった。 それでも。 結婚を理由に総合職なのに堂々と事務に逃れた(本人談)同期がいれば、総合職ではなく本人も望んでいないのに営業職に追いやられる人もいて。
正直、この会社は何を考えているんだろうって、思った。 やりたくない人間に、脅しをかけてまで異動させて。 事務としては優秀なスタッフを、本人が能動的に取り組むことの出来ない職務につかせて、全体の生産性が上がるとも思えないのに。
これまでもいっぱい疑問に思うことはあったけれども、会社の方針であれば従わなきゃいけないって自分に言い聞かせてきた。 けれども、実際、女性が年齢が高くなると、嫌がらせのように営業職に異動させて、本人がギブアップするのを待っているような気がする。
「辞めたくなければ…」という切札に、何が言えるだろう。 自分だったら、どうしただろう。
どうでもいいけど、最後まで愚痴。
>支社長
事務が毎日遅くまで残らざるをえないことを知っていて、早く帰るなら帰ってくださって結構です。 「子供をお風呂に入れる」だとかわざわざ言い訳しなくて、堂々と帰ってください。 あなたにとって事務の破綻は所詮対岸の火事だということを、改めて思い知らされています。 だからせめて、邪魔はしないでください。 この際誰でもいいから早く新しい派遣を決めろとか、無神経なことを云わないで。 すべてこちらが泥水をかぶるのですから。
2005年03月18日(金)
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