unsteady diary
riko



 TRUTH

1ヶ月前から周囲に訴えてきたた結果、ようやく半休をもぎ取れたので、キャラメルボックスの「TRUTH」を観てきた。


今回、上川さんが久しぶりに舞台に立たれるということで、
正直はじめて生で拝見することにミーハー心が疼かなかったと言えば嘘になる。
でも、実際に観はじめたらそんな気分は吹っ飛んだ。
もちろんずば抜けてリズムがよいし、見せ場なんてすごい緊張感で引き込まれたけれども、上川さんだから…というよりは、そのキャラクターの持つ魅力のせい。


誰が悪いわけでもないのだけれども、遣り切れない想いが残る。
「SKIP」とは違ってぼろ泣きするものではなく、観終わった後に、込められたメッセージをひとりで考える、反芻する、そんな面白さだった。


ネタばれになるからあまり書かない。
でも、また好きな役者さんが増えたし、キャラメルらしさというのが少しわかって来て、演出だとかちょっとしたアドリブや音楽のことなんかを友と語るのも、また楽しい。
チケットが取りにくいらしいけど、当日券狙って、もう一度観にいけたらいいなあ。


それと、ちらしを見てスタジオ・ライフの「OZ」が上演されている(?)ことを知った。
樹なつみさんの「OZ」、いま読むとどんな反応をするんだろう。
当時はぼろぼろ泣いて大変だったけど、もう泣けないのかもしれない。
それはそれで、成長…なのかもしれなかったり。
思いっきりSFなアレをどんな風にお芝居にするのか、かなり興味があるので、機会があったら観てみたい。

2005年03月08日(火)
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