unsteady diary
riko



 エキシビション

午前中、生中継でエキシビションを見ていた。

まずはエルドリッジ。
彼は、私がフィギュアにはまり始めた頃、まさにそこで輝いていた選手たちの1人。
派手な演出と高度なジャンプが続くなかでは地味に思えてしまうけれど、彼の滑りの美しさは、今も目を見張るものがあると思う。

そして、やっぱりヤグディン。
ステップワークが華麗の一言。
キレのあるステップの連続や美しいスピンに弱い私。
見てるだけでわくわくするのはなぜなんだろう。

友人Rがわざわざ旅行先から録画するよう電話で頼んできたアリシナ・ペーゼラ組も、ミュージカルを見てるみたいで印象的だった。
以前ロミオ&ジュリエットとか演ったのって、たぶんこの人たちじゃないかと思うんだけど、(よく覚えてない…汗)その頃より更にキレがよくなった気がする。

村主選手は、最後の瞬間いい表情をしてたし、本田選手も今日はだいぶ伸び伸びとしていたように見えた。
なんとなく、アランフェスのような叙情的なプログラムより、コミカルな振り付けのほうが合う気もするんだけどなあ。
アランフェスは…無理してる気がしないでも…(ごにょごにょ)。
アランフェスに思いいれがある分、辛口になってしまうのかな。


今回は生放送を見ていたせいか、いちいち中断して、スタジオでの余計なコメントが入るのが興ざめだった。
個人的な感想や、日本選手を特に応援する気持ちなどあるだろうけれど、もっと静かに公平に、エキシビション全体の雰囲気を味わいたかった。
アイスダンスの扱いが軽すぎるし。(ダイジェストだと出てこないもんね)
日本人選手の健闘は、確かにすごいニュースだと思う。
それをきっかけにフィギュアに興味を持つ人だっているかもしれない。
でもね。
日本人選手の頑張りに親近感がわくのは確かだけど、変なフィルターをかけずに、その人の演技自体を見て、素直に感じたままを大切にしていたい。
選手たちにとっても、えこひいきされたり、順位ばかりを報道されるよりいいんじゃないのかなあ。

2002年02月23日(土)
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