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■ 他人の手で
風邪、母にうつしたら、だいぶ楽になってきた。(酷いな) 熱も39度ギリギリで止まったので、たぶんインフルエンザじゃないと思う。 嘔吐も吐き気止めが効いているし、そんなに長引かなさそうでよかった。 しかし今度は母が寝込んでる。 ごめんなさい。
ラジオで、朗読するためのちいさな物語を募集していたので、 なんだか久しぶりに以前の文章を引っ張り出した。 なんだかね、寝てるだけだと妙に頭ばかり動くの。 夢うつつのなかで、ぞわぞわしたものを考えてばかりいる。
自分の書いたものが誰かに声に出して読まれるというのは、 すごい恥ずかしさと快感だったりする。 中学2年のとき、3年を送る劇を何人かで担当して、 結局ほとんどひとりで、最初で最後の脚本なるものを書き上げたんだけど、(強調性のなさはここらへんから始まっている) ずぶの素人の読みにくい脚本でも、 形になってゆく様は、感動ものだった。 くさい脚本だったけどねえ。 中学生なりの自立心とかプライドとか妬みとか将来への不安とか、 ありきたりの成長物語。 “STEP BY STEP”とかって、最後に声をそろえて言うの。(汗) 信じられないほどダサい。 でも、私らしい内容だったな。 でも演出は私ではなくて、せりふのニュアンスとか注文つけたかったのを必死で我慢してたのを思い出した。 本質は目立ちたがりなのよね、ほんと。
読まれるはずもないけれど、 やっぱり誰かの目に触れる、声に出されるというのは、快感。 でなければ、日記やサイトなどやってないわよね。 うん。
2002年02月20日(水)
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