unsteady diary
riko



 みんなの就活

バファリン濫用中。(ほんとうは一日2回が限度)
それで少し咳するときの痛みがやわらぐので、昨日はどうにか眠ることができた。
ひさしぶりにぐっすり眠った気がする。
「アイスの実」をコンビニで買ってきてもらう。
咽喉を通るのは、お蕎麦とアイスとゼリーくらい。
ぜんぶ太るものばかりさ。
背中に湿布を貼って、胸には気道をひろげる貼り薬をやって、
おまけにスースーするやつまで塗ってみる。
原始的な手段でも、思ったより効果あり。
すこし元気になれた。
明日は朝から2件の面接、どうにか乗り切らなければ。

きのうゼミ中に電話をかけてくれた子から、
私の体調のことを聞いて心配して電話をかけてくれた別のゼミ仲間がいて、
電話ですこししゃべった。
私はこの子としゃべっていて疲れないし、とても素直になれるので、
ゼミのなかでいちばん好きだったりする。
他の女の子のほうが、世話好きで優しいんだけどねえ…。
どうにも悪いところがなくて、自信に溢れていて、
そういう天使の輪っかが見えそうなあたりが、苦手だったりして。

ゼミ内の就活状況が自然と入ってくる。
まだ続けている人も多いそうだが、
内定が出ていない人間はほとんどいないそうだ。
さすがにもうそんな時期なんだなあとぼんやり思う。
別に内定の数を競うつもりはないので、
それじたいは驚かないのだけれど、
決まった企業の名前にはさすがにすごいなーと言うしかない。
文学部というハンディをモノともせず、とんでもないところばかりに決まってゆく。
マスコミ志望者が多いゼミなのだけど、さすがに私の落ちた出版社に内定者はいなかったらしく、妙にほっとしている性悪な私。
でも天下のリクルートに2人入ってる時点で、とんでもないと思うけどさ。
はあ、たった20人のゼミなのに。

なんだかんだいって、私自身もそうであるように、
企業の知名度というのは、私たちにとって受ける大前提なのだ。
知らない企業を受けようと思う人は少ないから。
結果的に大企業しか受けないという図式ができあがる。
学生は他に企業を評価する基準をよく知らないしね。

しかし、もっと驚いたのは、女子の総合職の割合の高さ。
うひー。

電話の彼女には、こういわれた。
「rikoは総合職向きだよね。言いたいことを黙ってないできちんと主張するし、男の子相手でも一歩も引かないし、正義感も気も強いし……ああでも営業職向きじゃないんだよね…」
最後の言葉が問題だってば。
彼女は、イイお婿探しのためだけに腰掛就職した女の子の話に私がついてゆけなくてキレるんじゃないか、と言うのだ。
そして彼女自身もそういうタイプだから、総合職オンリーだという。
ううむ。

でもここで揺らぐわけには行かない。



その2



ある人の言葉から無断借用。
就職留年した女の子から。
すごく本音だし、共感できるなあと思ったので、ひっそり載せてみる。
了解とりたかったのだけど、そうするとサイトを教えなくちゃならなくなるからひっそりと。
懺悔です。


「私が去年感じたこと。でも、これはあくまで私が感じたことで、
それが悪いことだとは思わないからね。
つまり、銀行一般職って沢山内定者がいるんですね。
同期が沢山いるってことはとても楽しいことでした。
が、総合職との扱いの差は歴然としていて、そうなると、
私は、いっぱひとがらげなの?と思わざるを得ませんでした。
実際、頑張って「この子がいなくちゃ!」って言ってもらえる
ようになるのは、可能だと思います。
それでも、銀行は結婚後はやめなくてはいけなかったりと、
そういった慣習があるわけで、結局のところ、この銀行は
私がいてもいなくてもいいわけだよね。。
(ちなみに、行内結婚の場合です。どちらかが、といわれても女性が
 辞めるに決まっていますよね)
なんて、ブルー入ってしまったわけで・・・」


まったく同じことを、最近まわりはじめた国内生保でも思う。
大量採用、高い離職率。
やっぱり狭き門であっても、大切にされる育てられる企業に行きたい。
甘えかもしれないけれど、生存競争っていうんじゃなく、
一緒に高めあっていける環境のほうがいいなあ。

でも現実は大量採用ならもぐりこめるんじゃないかと思って、
受けに行く私なのでした。

2001年05月23日(水)
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