unsteady diary
riko



 3年前のセンターは

世の中では、今日センターが終わりましたね。
受験生の最初の本番…かな。
今年は私が受けたとき同様、雪模様だったので、3年前のことを思い出しちゃいました。

私の高校は、教育委員会に嫌われてるのか(笑)
市中でも珍しく、近くの会場で受けることができず、
電車とバスをのりついで、筑波くんだりまで行かなくちゃいけなくて。
朝一番に始発乗ってもギリギリかも…というくらいだったので、
筑波にあるちいさな研修所に泊まりたい人は泊まれることになっていたのでした。

私も申し込んであったんだけど、折りしも成人の日に降った大雪のせいで、
バス停までの道でさえ完全に凍っていて、とにかく寒かったなー。
そうそう、ここでちゃんと初すべりしたんだった。(笑)

風邪で熱出していた私は、ぼーっとしたまま、友人と合流して、
どうにか研修所まで連れて行ってもらったのだけど、
あまりのノーミソの融けぶりに、お財布を持っていくのさえ忘れたりして。
それと、過去問やってなくて、重たいの3冊持っていったので重たかった。
これは自業自得といいます。(笑)
そもそも、買ったのが数日前。
それもとりあえず目で見て、問題数になれておこうという趣旨だった気がする。
しかもせっかく持っていったのに、結局世界史一年分を解いたところでダウンして、残り2冊がすごく無念そうに私を睨んでいたような…。

研修所というから、けっしてステキな部屋を想像していたわけではなかったけど、
それはそれは、凄い部屋でした。
独房のデラックス版って感じ?
とにかく狭い。2畳あったかなあ。
ベッドというはずの「それ」は寝返りをするとたちまち落ちるほど狭いの。
それに、暖房の調節が効かなくて、のぼせきって、渇ききって。
窓ははめ殺しのやつなので、開けられないし。
ああ、だから独房の印象だったのかもしれない。
換気もできないので、みんなでありったけの布を水で絞って、
それを部屋中に置いて、乾燥をしのぎました。
乾燥のとき、これはおすすめ♪

ごはんは友人たちと、ほか弁とローソンのお弁当で済ませました。
2畳ほどの一人部屋に5人くらい集まって、
肩を寄せ合いながらごはんを食べたのは楽しい思い出です。

熱出してて朦朧としていた私は、試験場の下見や買出しに行けなくて、
いっぱい心配と迷惑をかけてしまいました。
ほんと、友達に助けられてどうにか無事に終えられたんだなあって思う。
いまもその当時仲良かった友人とは連絡をとってます。
どこに惚れているとか、特別に優しいとか、そういうふうな付き合い方じゃないの。
ただ…楽なんだと思う。
沈黙がそんなに怖くないから。
そうは言っても、もっと長く一緒にいたらダメになっちゃうのかもしれないけれど、たった2泊3日でも、友人と一緒にいてそれが重荷ではなかった自分を発見したのは、なんとなく嬉しかったのでした。

ただ、体調不良で2泊合わせて2、3時間しか眠れなかったので
帰宅したらさすがに気が抜けてよけいにぶっ倒れたような記憶があります。(笑)
この頃より少しは体力ついてるといいんだけど。
最近は気持ちがだらけてるせいか、あんまり自信ないや。



2001年01月21日(日)
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