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■ 心臓に悪い日
ゼミの論文の関係で、ヒロシマ関連のHPをあれこれ見てまわっている。 インパク(インターネット上の博覧会)のなかに、子供への啓発コーナーがあったりして、これからも原爆は日本人共通の被害意識として、伝えようとしているんだなあ、と思う。 原爆被害を痛々しく感じられるのは、なぜなんだろう。 それはたぶん、「日本人」だからだ。 50年以上たっても、近いのは、たぶんそういうこと。 平和への祈りというより、自分を守るための祈り。
日本は敗戦国。 戦勝国のように、正義のための戦争だと正当化することができない。 それゆえ、核を否定し、戦争を否定することで、 どうにか対抗しているようにも見える。 それならば、戦勝国にたいしても、同様に戦争のむごさを 問うことができるから。
「日本人」の原爆への共通の被害者意識は、たぶんそういう性質のものだ。 被害を受けたのは、自分と同じ日本人なのだ、 なんて可哀相だったんだろう、というふうに 無意識にすりこまれ、植え付けられるその意識。
だが、最近言われるように、 被爆したのはけっして日本人だけではない。 ごく最近まで、平和記念公園の中に置かれることのなかった、韓国人被爆者の碑。 原爆投下は。 たぶん人間という生きもの全体に対しての犯罪。
なのに。 日本人に対しての被害という考え方がありつづけるかぎり、 世界中で平和への祈りなんて共有することはできないんだろうなあ。
それにしても、まとまらん。 タイムリミットが近付いているのになあ。 いつもお尻に火がつかないとやりださない計画性のなさには、 泣かされます。 日割り計算すると、とんでもないスピードで書かないと終わらないのに、 こういってるそばから、予定はクリアされないんだもん。 ああ、お馬鹿。
今日は、とにかく気忙しい一日でした。 父が、かなり深刻なポカをやって、落ち込んで相談しに帰ってきたものの、 家族3人でどうしようと途方にくれて、そのなかで唯一冷静だったのが私だけで どうにか親ふたりを励まし、てきぱき、いまやれることを考えて、動いて…。 どっちが親だか、ってな感じ。(笑) 私だってほんとは、話きいてるだけで心臓痛かったんだぞー。>父よ まあ、結局大丈夫だったんですが、 父もそれなりに年とって弱くなったなあって思った出来事。 だから、なんかぐったりしてるのが哀れで、責められなかった。 責めても責めても足りないくらい、ほんとうに信じられないようなミスだったのだけどね。 まったくもう。 一時は、大学も辞めなくちゃいけないのかしらん、なんて悲劇が頭をよぎりましたよ。 保険とか切り崩して、どれだけ生きてゆけるかしらって考えちゃったもん。 ああ、とりあえずほっとした〜。
昨日は昨日で、母ががん検診にひっかかって。 結局誤診で、今回はなんともなかったとわかってよかったけど。 もともと、大きな病気をしている人なので、 いつなってもおかしくない。 そして、同じ遺伝子をもってるはずの私がいつ同じ系統の病気になるかだって わからない。 未来なんて、そのくらい、不確かなもの。
人生この先どうなるかなんて、なにも保証がないんだなあって 改めて思わされたこの2日。 明日には路頭に迷ってるかもしれないし、 事故で死ぬかもしれないし。 たとえ就職したって次の日にクビになってるかもしれない。 やっぱり、やりたいことできないままだと、死にきれない。 最後の最後、自分を嫌いって言いながら息絶えるのは、いや。 大学も、卒業したら、ああ勉強しておくんだったって思うんだろうな。 いますでに、そう思ってるし。(笑)
眠い。 やっぱり寝ちゃおうかなあ。 眠るとのこりが2日になっちゃうのよね。 ああ、怖すぎる。
2001年01月13日(土)
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