unsteady diary
riko



 お片づけ続行中。

なにもなくすの。
部屋をからっぽにする勢いで。
好きなもの、いや、好きだったものを片っ端から棄てるの。
いまの自分に必要のないものならすべて。
といってもね、所詮は自分に甘い人間だから、どうしても棄てきれなくて、残るものも多いけど、なんにせよ、寒々とした殺風景な部屋にするのです。
子供部屋ではなくなりたいのです。
いつでも、あとにできるように。

基調が白なので。

白い壁。
白いカーテン。
白いクローゼットの扉。
絨毯を取り払ったので、冷たい床。

暖房がなにひとつない部屋なので、実際問題、寒いのですが。

いまの自分に必要な「寒さ」のような気がするので、
いろんなものをなくすつもりなの。

いつどうなってもいいように、身の回りを身軽にしておきたいと思い始めた。
要らないものはほんとうはいっぱいあるんだよね。
なくても生きてゆけるものばかり。
囲まれていると確かに幸せなものだったりするけど、
もうそこから動きたくなくなるから。
だから、寒い部屋にするんだ。

いつまでもつかねえ。
こんな強がり。
あたたかい色、大好きなのに。
淋しくてしょうがないのにさー。

積極的に片づけをしている自分は、もっと別にもっと早急にやらないといけないことから逃げてるんだよね、たいがいは。
本来は、ずぼらで、とてもじゃないが、整理整頓は苦手なんだから。
それよりもっともっとやりたくないことがあるのよね、きっと。



2000年11月19日(日)
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