unsteady diary
riko



 険悪ムード

ゼミで、グループごとにちょっとした研究を発表しなければいけないんですが、
そのためのグループ内で、ちょっと喧嘩になりかけました。

私が悪い。
あとでもっと穏やかに進めればよかったと思った。
だけど、気が強いんです。
理不尽なことは我慢がならないんです。
そういう自分には、最近になってやっと気づいてきた、というか、
取り戻してきたので、
それまではおとなしい人だと見られてしまうのだけど。
だからダメなんでしょう。
ちょっとでも口調を荒げたり、きっぱりと相手を批判したりすると、
角が立つ。
ふだんおとなしく優しそうと言われる私が、
そういうことを言うから、よけいに腹がたつみたい。
ほんとうは。
私が折れて、私が仕事を率先して引き受けて、どこまでも相手の負担を軽くしてあげればいいんでしょうね。
そうしたら、和やかに場は進んだはず。
そして、やっぱり「○○さんは真面目だよねえ、責任感あるよね。よかったよかった」と感謝されるんでしょう。

そうすべきだったのか。
そうすれば、こんな気分の悪い思いはしなくてよかったのだから。
でも、私は、そうできなかった。

こういう私の行動って、協調性がないってことになるんだろうなあ。

うーん、基本的に私は攻撃的なのかもしれない。
だから、議論とかは、相手をやっつけようとしてしまう。
そういうのって、浮くんだよねえ。
実際、極端に真面目な人間だとか怖いオンナだとか、そんなふうには思われたくないっていう打算が私の側にあるのは、確かだ。

でも、穏やかな私も、また私なんだよ?
気を遣う、優しいと言われる、そういうのだって、別に無理してるわけじゃない。
猫かぶってるつもりはないのに。
どっちかじゃなくちゃ、いけないんだろうか。
そうじゃないと、嘘をついてることになるんだろうか。

なんだか、ふだんから自由奔放に生きてる人が、殊更うらやましくなった今日。
同じことを言っても、受け入れられる、それだけの魅力がその人にはあるってことなんだろうから。

2000年11月14日(火)
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