|
|
■■■
■■
■ 分裂気味。(笑)
今日の知識社会学で興味深かった話について。
ボルヘス著『伝奇集』のなかに「記憶のイフネス」という短編があるそうです。
主人公フネスは、超人的な記憶能力をもっている。 葉にあたる光の色から、或る日の雨の匂いまで、すべてを彼はそのまま記憶することができるのだ。
極端な例を挙げよう。 3時10分に前を向いていた犬が、3時11分に後ろを向いたとしても、彼には同じ犬であると認識できない。1分の間に、その犬は、細胞レベルでも、その姿勢からも、毛の数からも、とにかく確かに変化してはいるからである。 まったく同じ犬でさえそうなのだから、ましてや、通りがかるすべての違う個体の犬たちも、同じ「犬」という言葉で類型化することができない。 彼にとっては、すべてが、ありのままに、その些細な違いも見落とさないままに存在するからだ。
人間は、言語を発明し、文明を築くことができた。 その恩恵によって、私はこうして生きているのは確かだ。 しかし。 一般には進歩と呼ばれるその発明によって、しかし同時に、ありのままの世界を見ることは叶わなくなったのではないかとも思う。 記憶の不確かさも、言語を得、文字を得たからこそではないか。 言葉に置き換えることによって、「りんご」はあの赤いとも青いとも黄色いともいえない複雑な色に艶めく、不規則にごつごつした物体ではなくなる。 つるんとした、「赤い」「丸い」「果物」である「りんご」という総称をもつ記号で、鮮やかなビジョンは代替されるのである。 固有の甘酸っぱさは、いままで体験した「りんごの味」というものに、還元される。それは、昨日食べたものとも、一年前に食べたものとも、呼ばれ方はなんら変わらない。
フネスほどでなかったにしろ、言語をもち、文字をもつ以前は、たしかに現在より格段に記憶は鮮明で、よりありのままを写し取ろうとしていたはずなのだ。
なーんてね、レポートにしたら、Dがきそうなどうしょーもない内容の駄文を書いてみた。で、飽きた。だめだ、今日は確実に文章の神様のかけらも降ってこないやー。
源氏占いというものがある。 やってみた。 藤壺だった。(笑) なぜやん?
エレガントな裏側に情熱の炎。自分を素直に表現して!
源氏の永遠の憧れの女性。義理の母親にあたる彼女と源氏はいつしか禁断の愛に落ちます。彼女は罪悪感にさいなまれ、ついに出家してしまいます。ふたりの間には春宮が生まれています。
もえるような情熱がハートで熱く脈打っている女性があなたです。けれど周囲の評判をひどく気にする性格なのも事実。そのため自分の欲望を抑制してしまう経験も少なくありません。いつも、やりたいことがありながらジッと我慢をする傾向なのです。 ところが、いざ目標を定めたときの、あなたのパワーのすさまじさは、まるで火の玉。どんな忠告も、助言にも耳を貸さず、まっしぐらに目標に向かってばく進するはず。しかし、それが計画を練りチャンスをうかがってのことならまだしも、あまたの場合、ほとんど衝動的に動き出すのが不安要素です。まして忍耐することに慣らされたあなたです。衝動的な行動は病み上がりの病人がいきなりプールで泳ぐに等しい危険な行い。周囲の意見に耳を傾ける余裕は絶対に必要です。これを年頭におくだけで、あなたの人生は楽しくパラ色に輝くことでしょう。
激しさを表面では隠しているため、上品でエレガントかつ穏やかな人という評価です。いつも周囲とのバランスを重視しているように見えるので頼れる女性像。でもこの点を逆手にとって無理難題を押し付ける人も。なかなか「ノー」と断れない雰囲気があなたの体から発散されているからです。
衝動的に行動するのは周囲をただ驚かすだけ。日ごろから、自然に悩みを友達に打ち明けていれば、あなたの行動を理解してくれるでしょう。
くーっ、たかが誕生日で、なんでこんなに当たってるんだよ? 他のやってみると、全然違うのも多いのにね。 それにしても、特に嫌いなキャラになってしまった。 藤壺って、いっちゃんあわれで、嫌いなの。
花散る里のほうが、好きだなあ。
http://www.genji-daigaku.com/content/person.asp
で、やれます。やってみたい方、どうぞ〜。
2000年11月10日(金)
|
|
|