unsteady diary
riko



 それも自分の中の声

夢とか寝言とかって、自分の脆い部分が意図せず露にされるので、
ちょっと扱いに困りませんか。

私は学校の夢をよく見ます。
高校よりも中学の夢。締め付けの厳しい学校で、
ちょっとでもはむかうと異端視されてしまったので、
よく不安定になってました。いまだに、その頃の知り合いと会うのが怖いもの。

そのころ、眠ってても、熟睡できずに、寝言でよく泣いていたみたい。声殺して、すすり泣きみたいなやつ。さすがに親が気づいてましたが、自分でもどうにもならないことだからね。
けっきょく、落ち着くまで止みませんでした。
いまは、だいぶ減りましたが。

心の揺れって、体調や無意識の夢の世界とかに、あらわれるものなんだろうねー。そういうのって、怖いし扱いが難しいけど、でも確かに自分の中の声、叫びだから、無視しちゃいたくないです。
無視しても、かえって酷くなるばかりだもの。

夢判断は信じないほう。
夢で見たものは、たしかになにかのメッセージだとは思うけど、
けっきょくは、その変換公式は自分のなかにしかないものなんだと思う。
だから、死ぬ夢は再生のあかしだとか、
そんなの、信じない。

どうやって付き合えばいいのか、よくわからないけれど、
穏やかに眠りたい。
幸せな夢をみたい。
さめて、寂しくてどうしようもなくなるってわかってるけど、
ちょっとだけでも、がちがちのカラダをやわらかく眠らせたい。


2000年10月18日(水)
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