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■ 心をえぐる言葉。
以下は、私のだいすきな物書きさんの言葉です。
「きみのことばのひとつひとつがぼくをうちのめすのはぼくがきみではなくまだぼくをみているから」
ひらがなだけなのに、なんてこころをえぐることばなんだろう。相手のためのようで、実は自己満足のためだったり―。相手をちゃんと好きでいるようで、自分が相手におしつけた友人なり恋人なりの理想像を、つまり自分自身を、愛しているだけだったり―。 やりとりは、いつもどこか、不安です。こんなふうに。 でも、ほかは透明で、ただ相手を見るまなざしだけが存在する生きものには、 どんなことをしてもなれないし、それはもはや自分ですらないから。 けっきょく100%自分から相手に目を向けるのって、むずかしいです。 自分と相手のあいだを、行ったり来たり…かなあ。
2000年09月16日(土)
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