ビー玉日記
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2006年04月14日(金)  午後はお休み

考えてみたら、昨日の夢は、疲れてるから休め、ということだったのかも。
祖父が亡くなった時、私はちょうど残業続きで体調を崩して休んでいたので、お通夜や葬式なんかで結局一週間連休になってしまった。
その時母と「おじいちゃんがお休みをくれたんだね」と言っていたのを自分で思い出したのか、それとも祖父が心配してできることならもう一度休ませたいと思ってくれたのか。
(おじいちゃん、ありがとう。たぶん、大丈夫です)

だからというわけではないけど、
今日は午後休んで英会話と映画に行く予定にしていた。
本当は出席すべき会議があったり緊急事項の連絡が入っていたりしたんだけど、今日はすべてキャンセルして休暇決行。
平日休みって、半日でもうれしーい。
今年からは、仕事とプライベートがぶつかったら、
プライベートを優先するのだ。断固として。
じゃなきゃ浦島太郎ですよ。
気付いたら定年退職、気付いたら仕事以外に何もやることがなかったおばあちゃん、になってしまう。
いかん、そんなこと。

最近受講者が増えたのか、英会話のレッスンは平日の早朝、夜のレッスンが予約しにくくなった。
私みたいにちょっと不平を言う人がいたのか、
講師の数は大分増えてきたし、土日のレッスンも増やしてるみたいだけど。
今日は前から午後休むと決めていたので、午後のレッスンを連取。
その後、贅沢料を払って、ゆったり座席で「ライオンと魔女」を見ました。
はー。極楽。優雅。
このゆとり。これがほしかったのです。

「ライオンと魔女」(ナルニア国物語第1章)は、原作が好きなら見ないほうがいい、という声もあったけど、私はある程度割り切って見られる方なので、思い切って見ちゃいました。
結果としては、よかった。
私は、好き。その場でDVDが出たら買っちゃいたいと思うくらい。
たぶん原作ファンが嫌がるのは動物たちのCGだろう。もちろん一部(たとえばライオンのしっぽの振り方とか、ライオンの背に乗る子どもたちの姿勢とか)気になる点はあった。
だけど現実に再現することが出来ない以上、それはある程度やむを得ないわけで、ちょっとくらい目をつぶってもいいと思う。
それと、時代設定とか、服装とか、場の雰囲気とか、めちゃくちゃイギリス臭い感じ(いい意味でダサい感じ)が私は好き。
10年前に映画化の話があった時、舞台を現代のアメリカにしないと商業的に成功しないと言われたそうだ。
冗談じゃない。そんな風に変えたら、物語そのものが成り立たない。
あの時代でイギリスが舞台だからいいのであって、現代のアメリカに変えたら、観光客向けに演出過剰な観光スポットみたいになってしまう。
テンポを増すため、上映時間に納めるため、または背景を説明するために、多少ストーリーが変わるのは仕方ない。でもそれもかなり最小限に抑えられてたかなと思う。
キャストは申し分なし。
子どもって恐ろしい速さで育っちゃうから、続篇は大変だと思うけど。
アスランの声は、私の好きなリーアム・ニーソンだし。
私が勝手に選ぶ本作のベストアクトレスは、(ルーシー役もよかったけど)白い魔女役のティルダ・スウィントン。
なかなかできない役だよねえ。


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