ビー玉日記 | きのう もくじ あした |
2006年04月13日(木) 夢の話 今朝の夢は2本立て。 1つ目は、友だちと富士山に登る夢。 といっても、富士山には前日既に登っていて、翌日も登る予定があったのを、朝、「富士山は昨日で充分。今日は富士急ハイランドに行こう」と予定を変えて、富士山に登る別の友人夫婦一行を見送る、というもの。 怠け者の私が富士山に登ること自体ありえない上に、二日続けて富士山に登るなんて、高尾山じゃあるまいし……。 夫について富士山に登る新婚の友人に「だんなさんにちゃんとついていくなんて偉いね」などと言っているあたりが私っぽい。 2つ目。 祖父が亡くなった夜のこと。 祖父はまだ布団に寝かされていて、私は急の知らせを聞いて駆けつけたところ。 親戚の人たちは隣の部屋にいて、仏間には私1人。 (※祖父は6年前に亡くなっている。病院で亡くなって葬儀場に運ばれたし、仏間のあるような大きい家にも見覚えはない。つまりこれはまったくのフィクション。) 私は祖父の布団に近寄ったところで、布団越しの祖父の足に躓いて転んだ。 あわてて布団をめくって祖父の足を見ると、足の先が黄色くむくんだ感じでなんだか気の毒だったのでさすってあげようとした。 その時、祖父が寝返りを打った。 驚いて祖父の顔を見ると、目を開いて何かうめき声か独り言のようなことを言っている。 しかし、その開いた目は瞳孔が大きく開いている。 私はあわてて襖の隙間から母に声をかけた。 喪服を着た母と叔母がやって来た。 「おじいちゃんが生き返った!! どうしよう」 私は起こってはいけないことを起こしてしまった気がしてあせっていたのだが、母と叔母は驚きながらもそのことをすぐに受け入れて喜んで涙ぐんでいた。 祖父は完全にこの世に戻って来ていて母たちに何か話をしていたが、相変わらず瞳孔は開いていた。 1本目はともかく、2本目はかなりリアルでグロい。 もちろん私は肉親なので「怖い」という感覚はないのだけど、他人からしたらかなり気持ち悪いと思う。 それにしても、死体に躓いて転ぶあたりがめちゃくちゃ私っぽい。 やりかねない。 おもしろいのが、祖父が生き返った後に私が考えること。 おじいちゃんが生き返ってうれしい、というよりは、ありえないことが起こったことに対して「こんなことはあってはいけない」という感覚でいる。 その対比として母や叔母がいるのもおもしろい。 確かに私は、人が素直に感情を表している場で、それに同調できなかったり、一歩下がってものを見ていたり、通常みんながあわてるところでまったく違うことを考えていたりする。(たぶん鈍感なだけなのだが、それがかえって落ち着いた人間に見えるらしい。) たぶん本当にこんなことが起こったら、普通は瞳孔なんかどうだっていいんだろうけど、それをやたらと気にしている。 最近、生と死の間の物語なんかを考えていたので、こういう夢を見ても不思議ではないんだけど、いやー、リアルだった。 |
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